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Posted by ブクログ 2015年03月04日
この本が出版されたのは1994年である。
今から20年前の本だが、この当時、おそらく著者が抱いていたであろう「分離主義の危険」は今もより根深い問題として残っているのではないだろうか。
「キングが唱えた非暴力による公民権運動によって、今日の黒人の発展がもたらされたことは、だれも否定できない事実である。...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月08日
題名の通り、キング牧師とマルコムX、両者の生い立ちや思想、そして比較研究など、かなりわかりやすく述べられた歴史書。
概してキングとマルコムは、非暴力思想と暴力思想との対比が強く、一般的には相いれないように思われているが、僕は個人的にはそうした対比より、彼らが最終的に何を目指していたかの方向性に注目...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
キング牧師とマルコムXという対照的な2人の生い立ちや思想を解説し、両者を比較し、検討したもの。
これまで何となくキング牧師と言えば公民権運動、「私には夢がある」のスピーチで、マルコムXと言えば暴力的な人、くらいのことしか知らなかったが、この本を読んで、ぐっと世界が深まった感じがする。特に高校の英...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
戦後すぐのアメリカにおいて、黒人の人権を守るために積極的に活動した2人の宗教家(?)を比較考察した本。
一方は、「アメリカの夢」とたとえられたマーチン・ルーサー・キング。
もう一方は、「アメリカの悪夢」とたとえられたマルコムX。
彼らの違いは明々白々。
キングは白人の罪を許し、黒人と白人が共存で...続きを読む
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