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Posted by ブクログ 2022年12月27日
演じる場である劇場について、触れてるかなと思い読み始めたが、一言も出てこなかった。期待は外れたものの、内容は興味深く、特に一章のリアルなセリフとは何か、と、四章のコンテクストについて、でハッとさせられ面白かった。
コンテクストは一般化して考えることができ、演劇に限った話ではない。あらゆる物事において...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月13日
演劇のはじめ方の本。タイトル通り。
ダメな戯曲を書かないためのコツが分かる。
テーマより自分の世界を表現することが大事。
テーマに触れることで自分の世界の表現方法が見えてくるみたいな…。
情報の格差を持たせることがリアリティに繋がり、
格差を持たせるためにはセミパブリックな場を用意するとよいら...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月11日
私は演劇やTVドラマ、映画などは見る一方なのだが、手に取って読んでみて、なるほど、TVドラマと演劇とでは似て非なるものであることがよくわかった。たしかに映画やドラマ、演劇では全くちがう感覚で見ていることに改めて気付かされて自覚的に改めて演劇を見たいと思った。このコロナ禍で、オンラインでのライブ配信な...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月03日
現代演劇は、観客とのコミュニケーション。つまりコンテクストの擦り合わせである。
作家は戯曲の中で、対話が起こるようなしかけを用意しないといけない。会話ではダメ。
場所を選び、問題を起こす。
他者を存在させ、様々な人物を右往左往させる。
という仮説を検証する。
演出家は権力者であるが、コンテク...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月01日
10数年ぶりに再読しましたが、改めて名著だなって思いました。
本書は200ページ程の一般新書ですが、演劇の作り方、演劇の役割、そもそも演劇とは何であるのかがぎっしり詰まっていて、また熱い想いも感じれました。
「何かを伝えたいのではなく、表現がしたい。」
「対話、コンテクストと演劇の関係」
「演じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月11日
平田オリザ氏 本質論であり、反権力主義 心から共感できる 初心を取り戻せる
すっかり嵌まってしまいました
演劇の基本を学ぶ書 基本は大事だが、教えてくれる機会は少ない なぜ?
基本は全体像を教える
ex「戯曲」①場所②背景③問題④登場人物
戯曲を書くこつは二つだけ
(1)周到な準備の元、どこかで...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月23日
演劇における「リアル」とは何かについて考える本。日常会話におけるリアル、映画におけるリアル、演劇におけるリアルはそれぞれ全く違う、でもそれが何なのか掴みかねていた僕にはこの本を読んで納得できることが多かった。
「場」としての舞台と、それを構築していく過程における具体的なテクニックについても書かれてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月30日
ひさびさに、とんでもない良書に出会った。演劇の本なので、舞台や役者の文脈で話は進むが、要は、ある特定のプロジェクトを立ち上げて、人を配置して、どのように場を形成して、意図するところに人を導くかという話なので、プロジェクトでも企画でも、日々の業務でチームをマネージするなど、なにか場を作ることをする人に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月26日
お芝居を書く、いわゆる戯曲をどのように作っているのかの概要を理解することが出来た。私は批評家ではないので、仮に不自然な戯曲に出会っても技術的に脳内で補完修正してより深く鑑賞に浸るようにしたい。高校演劇が割と引き合いに出されているので、是非一度高校演劇を観てみたいと思った。
また、戯曲に限定されるもの...続きを読む
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