ユージニア

ユージニア

803円 (税込)

4pt

あの夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。旧家で起きた、大量毒殺事件。未解決となったあの事件、真相はいったいどこにあったのだろうか。数々の証言で浮かび上がる、犯人の像は--。

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ユージニア のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    是非もう一度読みたい。
    ただ、わかってて読まなくても分かりやすい(あるいは何度読んでも分からない)綺麗な作品でした。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    今、自分が物語のどの辺にいるのか分からないままふわふわと読み進めるのが心地よかった
    恩田陸の書く女性はミステリアスで美しくてひどく憧れる
    Kに行こうと思う

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    こんなにおもしろい小説、どうして今まで知らなかったんだろう?
    余計な説明が一切排除されていて、読み進めるうちに、いろんな事実がわかっていく。でも、読めば読むほど、謎も深まっていく。真相に辿り着きたくて、どんどん先を読む。読まされる。
    一つ真相らしきものが明らかになる度に、何度もゾワっとしながら一気に

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    登場人物
    雑賀満喜子
    三人兄弟の末っ子(順に中2の誠一、中1の順二)で、緋紗子と仲が良かった
    毒殺事件があった当時は小学5年生だった
    青澤緋紗子
    盲目の女性、毒殺事件があった当時はまだ学生

    物語
    地域では知らない人はいない名家の青澤家で、誕生日パーティが行われた日に、偶然居合わせた人も含め一家全員

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    12/4面白かった。けど、犯人がよくわからなくて考察読んでも??ってとこが多かった。プロット立てずに書いてるらしく、ならここまで書けるのすごすぎると思った。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんのミステリー長編。
    とある町の資産家の家で起きた大規模な毒殺事件を中心に関与した人たちのインタビューと合間に入る関係者達の視点から見る犯人と思われる人物達の描写から構成されている。

    読み進めていると、事件の真相に向かっているのかどうか分からず、一種の違和感が終始つきまとう。白か黒かと明確

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    大人って、子供に対して時間をケチるんだよね。
    自分の使える時間全体を百とするなら、子供に使うのは十くらいと決めている。近所の大人だったら、よその子に使うのは、二か三くらいかな。声掛ける時も、ここで一くらい使っといてやるかっていう割り当てを計算してるのが見え見えなんだ。だから、何か話し掛けて、子供がそ

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    ★4.4
    人は自分が語りたいストーリーを語る
    時間は記憶を改ざんする
    よって作中で語られている各々のストーリーが真実とは限らない
    だとしたら真実は永遠にわからないのでは

    インタビュー形式であることがこれほど効果的に機能するとは
    こんな小説初めて読んだ

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんは『六番目の小夜子』『夜のピクニック』を読んでいましたが、この作品で作家さんとして更に魅力的になられたと感じました。
    終わり方が何とも言えなくて、読後だいぶ時間が経ちましたがもう一度読みたいです。

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

    終始薄ら寒い気配が感じられ、最後まで得体の知れない何かと対面させられているような感覚でした。
    1つの事件を多数の視点で語られる形式で、同じ事象を見ていても観測者によって全然違う印象になるのが面白かったです。
    最後もすっきり解決!のような結末ではないので、結末すら観測者たる読み手の視点に委ねられている

    0
    2024年11月23日

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