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Posted by ブクログ 2021年11月21日
なんだか幼い頃読んだキャンディキャンディを読んでされていたのをきっかけに読んでみた。紹介文には「少年院での友情や経験によって成長していく主人公行助」みたいなかかれ方をしていたので、赤毛のアン系かと思いきや、しっかりおとなの小説でした。くもんでって…子ども大丈夫なん?これ?
行助の行動や倫理観に共感で...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月29日
SMAPの中居くんが、ラジオでお薦めしていたので手に取りました。
最後まで、行助という少年が掴めませんでした。達観し過ぎている部分もあり、残酷な一面もあり…。気づいたら引き込まれていました。
「内面の問題」と繰り返す姿といい、周りの少年だけでなく大人たちまで変わっていく様子といい、本当に不思議な少...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
矯正の姿を描いた作品で、人口に膾炙し、評価も定まっているといえば、冬の旅。
少年院を舞台に、少年達がいかにして生きるかを綴ると同時に、主人公に託した作者の倫理を描いた作品であると私は読んだ。
主人公の宇野行助を大学時代の友人の山村が評して言う、「宇野は損な性分にうまれついている、と思っているだけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月14日
前半は星5の面白さだったが二度目の事件以降ちょっと失速してしまった。2度目の入院は安達のような周囲との交流も薄く行助が自分の頭の中だけで世の中を進めようとしている感じがして何1人で納得してるんだと思った。独善的な哲学に酔う大二病って感じでちょっと好きになれない。澄江も気の毒だな。
結末も好きじゃない...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月29日
600ページ超の大作ながら一気に読ませる面白さがある。複雑な家庭環境と少年院が舞台の物語ながら不思議と暗さはない。むしろ前半は爽やかな青春群像劇を感じさせるのは行助の聖人君子たる人物描写のおかげであろう。
物語は面白いが設定はちょっと雑。IQ165の設定や何か起こりそうで何も起こらない人間模様、な...続きを読む
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