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歴史・時代 16位
土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!
第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
恥ずかしながら初めて読みました。昔から有名な作品ということは知っていましたが「どうせ竜馬は死ぬんだろ…」と手をつけなかったのです。何ともったいない!
沢山のビジネス書や自己啓発書がありますが、若人たち、まずは『竜馬がゆく』を読みましょう!物語を通して自由闊達な発想・先を読む力・間の取り方・人脈などの大切さを実感することができます。また、そのためにいろいろと勉強したくなります。100年以上前の話ですが新鮮に感じます。
さらに竜馬以外の登場人物もみな魅力的。若かりし木戸孝允や板垣退助など、日本史の授業に興味がなかった私でも知ってる人物や、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎など、様々な人物が登場します。一粒で2度3度とおいしい作品。とにかく出来るだけ若いうちに1度は読んでおきたい作品です。
Posted by ブクログ 2024年04月27日
▼大政奉還実現に奔走して、一方で「長崎で海援隊が英国人斬殺の冤罪に問われる事件」があり、新政府の閣僚まで人選交渉し、そして暗殺に倒れます。まさに歴史の花道を駆け抜ける終盤戦。
歴史小説の素晴らしさでありミステリー、「大まかどうなるのか全部分かっているのに、オモシロイ」という見本です。やっぱりそれは...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月03日
司馬遼太郎さんの本は、何故か風神の門から入り、関ヶ原、花神、峠、戦雲の夢と読みましたが、どれも傑作ではありますが、改めて竜馬がゆくが内容、展開、そして今読み終えての読後感がなんとも言えず最高です。
幕末の日本人になった気分を味わえた数ヶ月、とても幸せでした。
創作の部分多数あれど、残した言葉の数々...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月22日
第8巻まで読み終わり、坂本竜馬という人物が幕末においていかに巨大な存在だったかを知ることができました。「竜馬の霊が天へと翔け登った」みたいな感じの表現がありましたが、確かに竜馬ほどの大きな人物ならこの表現も納得です。司馬遼太郎の筆致も臨場感があり、素晴らしかったです。
司馬遼太郎の作品は他に「燃えよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月29日
「竜馬がゆく」の第8作目は、長い時を経て、龍馬の平和を願う気持ちが実を結んだ事を実感出来る巻だった。今回特に感じたのは、偉人と言われている人達も一人の人間である事に変わりなく、時には悩んだり行き詰まったりするという事である。その中で無我夢中になりながらも自らの進むべき道を模索し、一人一人を相手に自分...続きを読む
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