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Posted by ブクログ
<感想>
モチベーションを問題視しない働き方「モチベーション0.0」。
人材育成がテーマだが、下手な自己啓発本より精神状態に良い効果がある。
「モチベーション」という言葉を聞くときに感じていたモヤモヤを見事に言語化している一冊。Howのついては「習慣化」で説明されいるため、具体的な対策を求めて読んだ人にとっては物足りないかもしれない。個人的にはWhyの詳細な解説が参考になった。行動の意図が腹落ちすることで迷うことがなくなり、行動が継続できるからだ。
モチベーションは気分であり、モチベーションを高めるより、考えずに手が動く状態を作る方が重要なのだ。
仕事は自己実現の場ではない。
仕事は「自己完成」を目指すべきだが、「自己実現」を目的としてはいけない。
<アンダーライン>
★「モチベーションが上がらない」「やる気がでない」とは、食うに困ららぬ立場にいる人の贅沢な悩み
・モチベーションは会社員特有の問題
・モチベーションという言葉が頭に浮かぶシチュエーションとしては、「弛緩した状況」にある時
★ハイパフォーマーは割り切りができる(パレートの法則)
★モチベーションの高い人は要求水準も高いため、自分自身を追い込む傾向がある
★成果があがるかどうかは、モチベーションの一定状態の持続ではなく、緩急である
★★仕事は辛くて当たり前
★デキる人は「型」と「習慣」で身体を動かす
★仕事なんていうのは、やりたくないことの方が圧倒的に多いわけだから、やる気なんてなくて普通
★★そういう考えでいると、少しくらいやる気が出なくてもそのような状況をいちいち問題視することもなく、かえって安定的に職務を遂行できる
・モチベーションが先ではない
・「何のために」を必要以上に考えない
・余裕病
★★あまりに自由であり、選択肢が多く、それゆえ迷いが尽きない状況は心身を疲弊させる
★★ある程度の制約があった方が心の安定が得られやすい
★★★「その部分でいくら悩んでも満足な結果は得られない」ことについて考える必要がない
・ハイパフォーマーに見る、モチベーションに左右されない働き方の特徴は「ルーティン化」
・「道」としての労働
Posted by ブクログ
*欧米の企業では少なからず、「残業は恥である」と考える風潮がある
*ハイパフォーマーの多くに共通する特性を上げるのではあれば、人一倍の成果思考でもなく、競争心でもない。柔軟性である。
*仕事に必要以上の理想を抱いていない。達成感を得たいとか、満足を得たいとか、個人的な欲求を満たそうという方向性ではない
*労働という行為を通して自らの成長を図り、社会に還元していく方向。何かを極めたいという欲求は、誰しも根源的に持っている。プロセスを重視。
*行動の中で「ルーティン化」している
*どういう場面でどうするという「型」を決め、「習慣化」する
*やることが当たり前だからやるということ以上のものではない
*やりたいことだけで成立する仕事はないので、できる仕事はなくなってしまう
*未熟な段階においては意味がわからないまま、あえてその意味を問うこともなく、ひたすら繰り返し行うことで型を身につけて行く。そうする中でそれまで見えなかったものが見えるようになり、徐々に意味がわかるようにもなり、それと共に自然に身体が動くようになる
*道を究め、つながりを重視する考え方
【コメント・感想】
構成がわかりやすい。欲しい結論にいたるまでの本論がしっかりしていて、納得感がある。
モチベーションに左右されないで働ける人ってどうしているんだろう、という私の疑問に対する答えが、具体例も交えながらしっかり出ていて、そうだったのか、という目から鱗状態でした。
大変参考になる本。就職する前に読んでおきたかった。
Posted by ブクログ
■モチベーション
A.やる気というのは自分自身の内面のはずなのに、それが高まらないことについては外的要因に責任を求めたがっている
B.モチベーションという考えが頭のなかに浮かぶシチュエーションとしては、危機感も抱いておらず、プロセスに没頭もしていない状況、いわば弛緩した状況にある時ということになる。
C.ほとんどの企業が完全に勘違いしている。企業は社員に「やる気を起こさせる」必要があるのではない。「やる気を無くさないようにする」必要がある。
D.欧米では残業は恥である。
E.ハイパフォーマンスの多くに共通する特質を挙げるのであれば、人一倍の成果思考でもなく、競争心でもない。柔軟性である。
F.出来る人は「型」と「習慣」で体をうごかす。
Posted by ブクログ
◯上機嫌に振る舞うことは社会人としてのマナーともいえる。(60p)
◯労働とは当然行うこととして、目の前にあることにまじめに取り組むことがまず基本となろう。そうした点をなおざりにしたまま、仕事にやりがいや喜びを見出すとか、仕事を通して自己実現を図るといったことを目指すことに問題はないのだろうか。(137p)
◯辛くて当たり前、すぐには意味が分からなくて当たり前なのだ。労働自体、生涯を通して行っていく長期的な営みである。人は働くことを続けて、それぞれ自分なりに「働く意味」をつかむ。(172p)
★働くことの意味を教えてくれる良い本である。問うのではなく答える。求めるのではなく与える。利己ではなく利他。仕事にやりがいを求めることは間違いであり、結果としてやりがいを感じるのである。
★ただ、5章、6章はとても良いのだが、1〜4章はひたすらモチベーションややる気を問題視することの弊害を説明しており長い。
Posted by ブクログ
自営業者はモチベーションに関わらず働かざるを得ない。だから、モチベーションは会社員にしかない考え方だ。というのはなるほどと思った。一応休みとか、自営業者に比べたらとりやすいでしょうしね。
出来る人は、好不調に関わらず、仕事のやり方というのを押さえており、モチベーションに関わらずアウトプットを出せる。ということなんですが、これは経験がなせるワザなんじゃないのかなと思う。
結局のところ、自分の課題は何か、どうすれば克服出来るか、というのを常に考え、スキルアップしていくことが大事なんじゃないかと思う。そのためには、成長して行ける場としての職場も必要ですね。
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