バブル入社組の憂鬱

バブル入社組の憂鬱

935円 (税込)

4pt

4.0

☆日本企業の最後の大量採用世代、「バブル入社組」も、はや50代に差し掛かり、人生の岐路に立っている。根っから楽観的と評される彼らは、多くの企業でどのように見られているのか。就職氷河期世代との対立、役職不足、保証されない将来……。バブル世代が置かれた現状と将来について、豊富な事例から人材コンサルタントが鋭く分析する。

☆大企業では、業種によってバラつきはあるが、実に社員の5人に1人は「バブル入社組」が占める、と言われている。会社の大きな人材の塊と言われているが、他の世代からは、「根拠なく楽観的」「ポータブル・スキルが欠けている」「分析的ではない」などと言われ、手堅い意識を持つ、すぐ下の「氷河期世代」と鋭く対立することも。

☆そんなバブル世代が、今後も戦力となって会社に貢献し、生き残りを図るには、弱点ともとらえられる「根拠なき楽観」を武器にすればよいのではないか。自身もバブル世代の真ん中である人材コンサルタントの著者が、さまざまな業種の多くの企業、さらに同世代の声なども織り交ぜながら語る、まったく新しいバブル世代論。

...続きを読む

バブル入社組の憂鬱 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    いろいろな世代の理解に役立つ

    新聞広告を見て興味を持ったが、アマゾンでの評価が低かったので購入を躊躇していた。しかし、雑誌でもう一度見かけてやはり購入し読んでみた。結果としてたいへん有用な内容であった。特に、さまざまな世代を理解するのにはまたとない一冊といえるであろう。読む人によって違うものだなと思った。確かに、深く読めばとこと

    0
    2018年01月15日

    Posted by ブクログ

    カテゴライズされている「世代」に自分を当てはめてみたけれど、どうにも同世代とは似ていなくて、それより後の世代と考え方が似ているように感じる。過去を思い出してみると、働くうえでのやりづらさはそういうところにあったのかもしれない。世の中、気持ちの余裕が減ってきているという指摘はたしかにそうなのかもしれな

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    バブル世代の「生態」を描くのに、団塊世代、氷河期世代(ロスジェネ世代)、ゆとり世代との、それぞれの特徴を大まかに抜き出し、比較しているところがわかりやすい。
    働かないおじさんなのに、給料が高い人を、周りが変えることができないのは、確かに辛いね。
    ダイバシティとして、役職定年のおじさんの取り扱いが重要

    0
    2020年01月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけを見ると、バブル世代の悪いところを面白おかしく指摘しているような本に見えた。だが実際は著者自身がバブル世代であり、50代からの最後の会社生活10年間を、いかに前向きに生きていくかを励ましとともに説いている。
    「団塊」「新人類」「バブル」「氷河期」「ゆとり」というそれぞれの世代の特徴の説明

    0
    2019年04月21日

    Posted by ブクログ

    私事ですが、平成元年に学校を卒業して社会人になりました。入社した年の年末に日経平均が最高値を記録したことを明確に覚えております、バブル入社組の典型になると思います。そんな私なので、この本のタイトルに目が留まり、気づいたら本屋さんでお会計を済ましておりました。

    この本にはバブル時代を生きてきた人なら

    0
    2018年03月04日

バブル入社組の憂鬱 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

日本経済新聞出版 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

相原孝夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す