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Posted by ブクログ 2023年08月11日
ようやく読み終わった!
というのも、分厚くてボリュームまんてん、そして物理的に重い!!
松本清張の本を読んだのは初めてだったのですが、スラスラ読めてしまう面白さでした。
短編7作という贅沢な内容!
手に取ったきっかけは、60年から61年にかけて公開された映画「黒い画集」シリーズ三作を観たことでし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月10日
「松本清張」の短篇集『黒い画集』を読みました。
『聞かなかった場所』、『或る「小倉日記」伝 傑作短編集〔一〕』、『張込み 傑作短編集〔五〕』に続き「松本清張」作品ですね。
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身の安全と出世を願う男の生活にさす暗い影。
絶対に知られてはならない女関係。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月17日
全編面白かった。
本書の主人公は「女」で踏み外す男ばかりである。
基本的にはモテない男が金目当てで近づいた女に毟られる展開だ。真面目に生きて来た冴えない男が、ふとした切っ掛けで女に溺れ、それを隠そうとしてドツボに嵌ったり、自分が浮気しているのに嫉妬したり、とても人間臭い物語ばかりだ。
一言でいうと「...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月26日
短編七編のうち四編までが、男と女の愛憎を描いている。
一般論として、女の嫉妬は時として激しいが、男の嫉妬は醜悪に見える。
と、つくづく思わされたのが「坂道の家」である。
全体的には、男には男の立場の秘密、女にも同様に持ち合わせているのです。
自らの安全と出世を願う人たちは、誰しもが持っている不透明な...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月09日
今は亡き松本清張の推理短編集。
長編作品は『砂の器』や『点と線』『ゼロの焦点』など、
読み応えのある推理小説が数多くありますが、
ファンとして忘れてならないのはこの短編集だと思います。
淡い恋心を踏みにじられ衝動的に起こした殺人『天城越え』や、
綿密な計画をたて相手にストレスと疲れを与え、
山での...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月04日
なんだか有名な気がスル「天城越え」はこちらの短編集に収録されてますね
私のお気に入りは最後の「坂道の家」
ネチッとしたお話だけれど、松本清張作品の中でも5本の指に入る位に好みのひとつ
男にとっても、女にとっても、なるべくしてなってしまったような結末を最後の台詞でぐっとしめていて印象深い
殺人をおか...続きを読む
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