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Posted by ブクログ
PrimeVideo 出演者:
小泉孝太郎、泉里香、上地雄輔
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手形詐欺の驚くべき手口、調査を始めた部下を襲った、不可解な事件。
昭和32年、『点と線』と並行して連載された、清張初期の秀作。
白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。責任を一身に負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。二人は事件の背後にうごめく巨大な組織悪に徒手空拳で立ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう……。
複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、鬼気迫る追及が展開する。
Posted by ブクログ
2026/08
やっぱり松本清張はいい。ということを再確認。
詐欺により自殺した同僚のため、独自に詐欺グループを突き止めようとする男性とその友人の記者。
今とは全く違う時代背景が本当に魅力的。
令和は便利だし、豊かで、物も人もたくさん溢れかえっていて活気はあるけれど
この時代みたいに、ものすごく長い時間をかけて電車に乗って地方へ行ったり、スマホに触れる代わりにぼーっとしてたら俳句を思いついたりしてみたい。
プライバシーもないので情報筒抜けで、他人と知り合いの境界線が曖昧なのも面白いなと思う。
泥臭く誰かのために真相を追求する主人公と記者の姿に痺れた。途中で重要な女性が気になるものの二人がほぼ接点なく進むのもこの小説の良さ。
松本清張らしいトリック、オチ、楽しめました。
Posted by ブクログ
「松本清張」の長篇ミステリー作品『眼の壁』を読みました。
『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈中〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈下〉』に続き「松本清張」作品です。
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手形詐欺の驚くべき手口!
上司の汚名を晴らすため、ひとりの男が立ち上がった。
傑作サスペンス!
白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。
責任を一身に負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた「萩崎」は、学生時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。
二人は事件の背後にうごめく巨大な組織悪に徒手空拳で立ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう……。
複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、鬼気迫る追及が展開する。
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「松本清張」の短篇を連続3冊読んで、久しぶりに長篇を読みたくなったので本書を選択しました。
400ページを超える長篇でしたが、面白かったので、一気に読んでしまいました、、、
昭和32年の4月~12月に『週刊読売』に連載された作品なので、それから60年近くの年月が経っていますが、現在でも十分愉しめる内容に仕上がっていますね。
昭和電業製作所の会計課長「関野徳一郎」は、つなぎの資金を調達しようとして、R相互銀行本店の会議室でパクリ屋グループによる巧妙な詐欺(篭脱け詐欺)に引っ掛かり、3,000万円(現在だと4億円くらいとか…)の手形を詐取される、、、
会社は大損害を被り、その責任を感じた「関野」は自殺、遺書により過程を知った「関野」の部下「萩崎竜雄」は、自ら真相を追跡しようと決心… 学生時代の友人で新聞記者の「田村満吉」の協力を得ながら事件の真相を探る。
この序盤の展開から物語に引き込まれましたねぇ… 「萩崎」に感情移入して読み進めました。
「萩崎」と「田村」は、「関野」が付き合いのあった高利貸の「山杉喜太郎」や、その女秘書「上崎絵津子」を探るうちに、早い時点から事件の黒幕として右翼の「舟坂英明」の存在に気付きますが、なかなか核心に迫ることができません、、、
その間に、会社からの依頼で事件の真相を探っていた顧問弁護士「瀬沼俊三郎」の部下で元警察官の「田丸利市」は、犯人グループの一味と目されるバーテンダーの「山本一夫(本名:黒池健吉)」に近付こうとして「黒池」が射殺されます… その後「瀬沼」が誘拐され長野県西筑摩郡の山中で死体(死因は餓死?)として発見され、「黒池」も同県北安曇郡の山中で白骨化した死体(死因は自殺?)として発見されます。
「瀬沼」と「黒池」の死については、静養を理由に荻窪の自宅から伊勢に移動した「舟坂」が裏で糸を引いていると思われますが、巧妙なトリックにより、なかなか真相に辿り着くことができません、、、
しかし、二人は「瀬沼」を東京から列車で運び出したトリックや山中に迷い込み餓死したと見せかけたトリック、「黒池」の死体を数日で白骨化させて死後数ヶ月と見せかけたトリックを暴き、そして「舟坂」の正体… 不明だった出生の秘密(出身地や「黒池健吉」、「上崎絵津子」との血縁関係)を解き明かして、アジトとしていた瑞浪(岐阜県)の精神病院「清華院」で追い詰めます。
そして、衝撃的な結末、、、
次に命を狙われていた「上崎絵津子」が沈められるはずだった濃クローム硫酸の風呂に自らが落ちてしまい、跡形もなく溶解… 現在の映像技術で映画化すると、かなりグロテスクなエンディングになりそうですね。
本作品、昭和33年に「佐田啓二」主演で映画化されているようです、、、
当時のことなので、エンディングシーンは、そんなにリアルに描かれていないだろうと思います… プロットや展開は面白いので、機会があれば観てみたいですねぇ。
以下、主な登場人物です。
「萩崎竜雄」
電機メーカー・昭和電業製作所の会計課次長。
本作の探偵役。
「田村満吉」
新聞社社会部の記者。
竜雄の学生時代の友人。
「関野徳一郎」
昭和電業の会計課長。
竜雄の上司。
「瀬沼俊三郎」
昭和電業の顧問弁護士。
「岩尾輝輔」
長野県選出の代議士。
「山杉喜太郎」
麻布に事務所を持つ山杉商事の社長。
「上崎絵津子」
山杉商事の女秘書。
「舟坂英明(山崎事務長)」
戦後に勢力を伸ばしてきた右翼の新鋭。
荻窪在住。
「梅井淳子」
西銀座の酒場「レッドムーン」のマダム。
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