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Posted by ブクログ 2022年10月02日
巧妙な手形詐欺で3000万を騙し取られ責任を取り自殺した会計課長の部下の萩崎竜雄は、義憤に駆られ真相究明に動き出す。友人の田村と共に探っていくが、組織によって第二第三の事件が起きる。長編小説だが、会社員の主人公が命の危機に直面しながらも上司が死んで真犯人がのうのうと生きているのが許せないという気持ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月05日
「松本清張」の長篇ミステリー作品『眼の壁』を読みました。
『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈中〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈下〉』に続き「松本清張」作品です。
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Posted by ブクログ 2022年08月12日
白昼の銀行で巧妙に仕組まれた手形詐欺が起こる。
責任を負った会計課長は自ら命を絶った。
会計課長の部下・萩原は、友人の新聞記者・田村とともに真相を追う。
真相を追ううちに、背後に巨大な右翼団体が見えてくる…
そして、殺人事件、誘拐事件が起こる…
昭和30年代前半なのに、古臭さは感じない。
電...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月01日
資金にショートした民間会社。短期資金調達のために金融業者・高利貸金業者社長の口利きで相互銀行から資金調達できることになる。しかし、その実態はパクリ屋、詐欺集団の手中に落ちる。資金調達の担当者は、自殺。その真相を調べるために、その部下、部下の友人の新聞記者が奔走する。右翼団体、代議士、戦中戦後の混乱、...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月20日
「点と線」で推理小説作家としての注目を集めた松本清張が次に送り出した作品。
「大衆作家=松本清張」として巧いと感じるのは、導入部分。大企業の経理課長が単純な手口で手形をだまし取られ、自殺へと導かれる。そして、課長の敵討ちへと立ち上がる部下の主人公。この部分だけで重厚な短編小説ができそうだ。
この...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月09日
★特長
本文528ページ
ミステリー小説紹介のYouTubeきっかけで知る。
1957年週刊読売にて連載。
1958年松竹映画化。佐田啓二主演。
2022年WOWOWで連続ドラマ化。小泉孝太郎主演。
手形詐欺に端を発する連続殺人事件の謎を描いた傑作ミステリー。
★魅力
戦後十年後くらいの昭和時代の...続きを読む
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