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Posted by ブクログ 2022年10月27日
「松本清張」の歴史小説12作品を収録した『西郷札 傑作短編集〔三〕』を読みました。
ここのところ「半藤一利」作品を読んでいたので、歴史に関する本が読みたかったんですよね… 「松本清張」作品は、一昨年の12月に読んだ『黒の様式』以来です。
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時代小説の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月02日
小林聡美さんの『読まされ図書室』の中で、井上陽水さんがお勧めしていた短編「白梅の香」。この作品を読むために借りました。松本清張は『点と線』以外読んだことがなく、しかも時代小説とのことで若干警戒していましたが、さらっと読めました。名前も顔もいかついおじさんでしたが(失礼)、文章はとっても読みやすい!ど...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月05日
こちらに収められている『くるま宿』という作品がとても好き。
時代劇といっても明治維新後が舞台。主もちではない人力車車夫の話。ごろつきめいた車夫が多い中、少し年をとっていて寡黙で穏やかな車夫がおりまして、ある車夫どうしの喧嘩を鮮やかに仲裁したことから、彼の素性が知れます。
維新で貧に耐えながら武士...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月11日
明治維新は、日本が経験した唯一のパラダイムシフトだと考える。本短編集は、このパラダイムシフトに翻弄された人々の数奇な運命を描いたものが半分。更に徳川物で、封建制度のなかでやはり制度のもつ矛盾に翻弄された人々を描いたものが半分である。
かなり細かい部分まで時代考証がなされていて、非常にリアリティがある...続きを読む
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