吾輩は猫である

吾輩は猫である

693円 (税込)

3pt

中学教師苦沙弥先生の書斎に集まる明治の俗物紳士達の語る珍談・奇譚、小事件の数かずを、先生の家に迷いこんで飼われている猫の眼から風刺的に描いた、漱石最初の長編小説。江戸落語の笑いの文体と、英国の男性社交界の皮肉な雰囲気と、漱石の英文学の教養とが渾然一体となり、作者の饒舌の才能が遺憾なく発揮された、痛烈・愉快な文明批評の古典的快作である。

...続きを読む

吾輩は猫である のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    日本文学の古典として一応通らないといけないかなと思い読んでみました。
    古い作品なので分かりにくい言い回しなどありますが、内容としては全体的に軽く、とても読みやすかったです。なかには声を出して笑ってしまうほどの滑稽さもありました。
    ラストの方にとうとう漱石がイギリス留学以降に感じていた(と、思われる)...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    なんだかんだで初めて読みました。落語を読んでいる様な、不思議な文体と、主たる筋もないけど全然気にならず。明治時代の話なのにいるいるこんな人って今でも共感したり、社会の真理は変わらない。猫のキャラ最高だなぁ…

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月03日

    ネット上に於いて繰り広げられるやり取りは得てして、物事を単純視し短絡的な考えで人を罵倒し、バカにしがちだ。しかし、その対象が自分の期待を裏切るとプライドが傷つくのか激怒し、余計に執着して過激化へと向かい、あら探しに終始するのを、私は嫌と言うほど見てきた。要はその対象の存在に呪われるているのである。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月21日

    2ヶ月ぐらいかかった(笑)
    ユーモアが、とんでもなかった。猫視点から僕たち人間をめっちゃバカにされたが、夏目漱石さんの言葉に、うんともすんとも言い返せないと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    夏目漱石のユーモアに初めて触れる。
    常に人間を上から見ていて馬鹿にしている猫目線最高。面白すぎる。この猫と話したい。クシャミ先生も憎めない人だなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月18日

    一度は読んでみたくてチャレンジしました。私には少し難しかったですが何日もかかってなんとか読み終わりました。

    正直で変わり者な主人がなんとも憎めなくて面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月09日

    猫が人間のように人間を批判するのがおもしろい。実際に猫はこんなことを考えているんだろうかと思った。しっかりとオチがあって読後の感覚もよかった。題名は英語なら、I am a cat(吾輩は猫である)となる。人間が主人猫(動物だから主人公はおかしいかもしれない)と同じように語ったら、見下す感じになるかも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    大事なことがいっぱい書いてあった
    夏目漱石さんがご存命の時代から今まで、何ら変わってないんだな。、、

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    【明治時代の日常へタイムスリップ】
    時間を忘れる1冊
    ・時代を超える理由がわかった
    ・ねこと不思議な仲間たち
    ・気づきを与えてくれる一瞬一瞬の描写

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月09日

    「こころ」の次に読んだ漱石の小説。
    とにかく、主人の「くしゃみ」を中心とした登場人物たちの会話が面白い。
    長編小説としては、話の筋に一貫性がないが、これも一興というところか。
    近代日本語?を操り、ち密に物語を構成していく文体は、日本語の美しさを大いに知れたし、各人物の滑稽話は笑いが絶えなかった。
    ...続きを読む

    0

吾輩は猫である の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

夏目漱石 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す