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Posted by ブクログ 2009年10月04日
列伝的。人生に焦点をあてているので『ハプスブルク家』にもまして面白い。フランツ・ヨーゼフを帝位につけることに執念を燃やした母ゾフィーとフランツ皇帝の妻である、かの有名な美貌のエリザベートの話が好き。まさにどろどろで。マルガレーテの知性、アルプス王の純愛に好感。「産む機械」「政治の道具」とみなされた...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月10日
20年ぶりくらいに再読。
ヨーロッパの名門中の名門、ハプスブルク家について女性たちを主役に見た本。大変興味深く面白かった。
1993年発行の本なので、歴史観というか、人物像に少し古さを感じるけれど、それも歴史学の進歩のあかしと思えば興味深い。
たとえば、ナポレオンの皇妃マリア・ルイーゼについてとか...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月07日
いくら世界史音痴でも、ハプスブルク家といえばマリア・テレジアということぐらい知っています。でもそれだけ。ミュージカルになっているエリーザベトでさえ、ハプスブルク家の皇后だとは知りませんでした。それが功を奏して、知らないことばかりで楽しめました。それに江村洋氏の文章はとても読みやすい。決して簡単な文章...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月02日
六百数十年続いたハプスブルグ家をこの一冊にしてしまうことが無理があるが、最初に手に取って読むには最適。
言語能力に長け、そしてマリア・テレジアに代表されるような多産で、しかも長寿。これによって血縁関係を広げきたことが、王朝安泰と、政権維持につながってきたことが良くわかった。
愛とは関係なく血縁...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月14日
中世ヨーロッパ、特にハプスブルグ家に生まれなくて、本当によかったと思った。
マリア・テレジアのたくましさには驚くばかりだ。
産んだ子どもの数がすごい!
優れた貴族の女性の条件として、子どもをたくさん産むことがあげられている。
特にお世継ぎとなる男子を産むことは、必須条件のようです。
今もこういう習慣...続きを読む
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