ハプスブルク家の女たち

ハプスブルク家の女たち

891円 (税込)

4pt

王朝の歴史を彩った皇妃・皇女たちの群像。「美公」の妻と妹の歩んだ人生の明暗。貴賤結婚の苦難に耐えた大公妃。政治にも及んだ嫁姑の確執。時代を見失った最後の皇后。女たちの生きた、もう一つの帝国史。(講談社現代新書)

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ハプスブルク家の女たち のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     列伝的。人生に焦点をあてているので『ハプスブルク家』にもまして面白い。フランツ・ヨーゼフを帝位につけることに執念を燃やした母ゾフィーとフランツ皇帝の妻である、かの有名な美貌のエリザベートの話が好き。まさにどろどろで。マルガレーテの知性、アルプス王の純愛に好感。「産む機械」「政治の道具」とみなされた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    全体的なハプスブルクの系譜が分かったら、一人ずつにフォーカスして読んでみましょう。女を知れば、時代が分かるって感じの本

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    Posted by ブクログ 2021年04月11日

    ヨーロッパ好きなくせに、ハプスブルク家のことはいまいちよくわかっていないので、とっかかりとして読んでみた。
    この本が最初に出版されたのは1993年なので、多少女性観が古いところはなきにしもあらずだけど、とても面白かった。次はこの著者の「ハプスブルク家」を読んで、もっと理解を深めていきたい。

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    Posted by ブクログ 2021年02月10日

    20年ぶりくらいに再読。
    ヨーロッパの名門中の名門、ハプスブルク家について女性たちを主役に見た本。大変興味深く面白かった。

    1993年発行の本なので、歴史観というか、人物像に少し古さを感じるけれど、それも歴史学の進歩のあかしと思えば興味深い。
    たとえば、ナポレオンの皇妃マリア・ルイーゼについてとか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月12日

    面白かった。常に興味を満たせてくれる歴史の本や解説書はなかなか無いと思うが、この本は地理や政治や時代よりも、人物に焦点を当てておりとっても読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2015年05月07日

    いくら世界史音痴でも、ハプスブルク家といえばマリア・テレジアということぐらい知っています。でもそれだけ。ミュージカルになっているエリーザベトでさえ、ハプスブルク家の皇后だとは知りませんでした。それが功を奏して、知らないことばかりで楽しめました。それに江村洋氏の文章はとても読みやすい。決して簡単な文章...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月02日

     六百数十年続いたハプスブルグ家をこの一冊にしてしまうことが無理があるが、最初に手に取って読むには最適。
     言語能力に長け、そしてマリア・テレジアに代表されるような多産で、しかも長寿。これによって血縁関係を広げきたことが、王朝安泰と、政権維持につながってきたことが良くわかった。
     愛とは関係なく血縁...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月09日

    ハプスブルク家の歴史を女性との関わりで眺めた書籍.王族達が政治や仕来りにもまれながら生きていた様子が浮かび上がっておもしろかった.また中欧に行きたくなった.

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    Posted by ブクログ 2011年10月14日

    中世ヨーロッパ、特にハプスブルグ家に生まれなくて、本当によかったと思った。
    マリア・テレジアのたくましさには驚くばかりだ。
    産んだ子どもの数がすごい!
    優れた貴族の女性の条件として、子どもをたくさん産むことがあげられている。
    特にお世継ぎとなる男子を産むことは、必須条件のようです。
    今もこういう習慣...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月14日

    ヨーロッパ王朝の登場人物は同名が多くて混乱する。女性の視点からハプスブルク家の歴史を綴ったものだが、この王家における各女性の影響力、個性、が面白く書かれていた。

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