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生きた、愛した、戦った――。プロイセンをはじめ、周辺国の手からハプスブルク帝国を守り抜き、十六人もの子をなした、まさに国母。波乱と情熱に満ちた生涯を描く。
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Posted by ブクログ
同著者の新書『ハプスブルク家』で一番マリア・テレジアの記述が興奮したので文庫に手を出してみました。国勢調査に小学校の建設、かっこよすぎてしびれました。
オーストラリア・ハプスブルク帝国の女帝、マリア・テレジアの生涯を記した著書。 コミック「ヴェルサイユのばら」の影響からか、 フランス革命で断頭台に散ったマリー・アントワネットの母、という認識しかありませんでした。 本書を読めば、政治家としてのマリア・テレジアを知ることができます。 軍事力強化の...続きを読むために、身分の壁をとりはらった革新的な政策を採用し、 国土のすみずみまで教育をほどこした。 医療の充実もはかる。 これらは長い時間をかけて実行にうつされた素晴らしい実例で、現代にもつながるもの。 単に当時の国力を増強させるだけるための政策ではないところが、さすが女性政治家の視点は違うとうならせられる。 政策を実行にうつすにあたって、優秀な人材にめぐまれたのは、 それだけマリア・テレジアに人をひきつける魅力があったからに他ならない。 当時としては本当に珍しかった相思相愛の夫、フランツの存在も大きい。 その美貌ゆえ、また女性であったことで、苦労するどころか、それを利用していたようなところがあるのに、ニヤリとさせられる。 跡継ぎになる息子には帝王学を学ばせたり、聖職者になるべく環境をととのえたりしていたけれど、 娘たちへの教育はあまり積極的ではなかったところが残念。 もししっかり教育していれば、マリー・アントワネットの悲劇もなかったかも、しれないのに。 ボリュームたっぷりの本書ですが、読み出したら止まらなくなります。 この時代が好きな方に、オススメです!!
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