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Posted by ブクログ 2021年08月25日
ヘーゲル「精神現象学」にトライするための前段として購入。著者は言わずと知れたヘーゲル研究の泰斗。本書は著者が「精神現象学」を訳出する前年に出版されている(ただし僕が読もうと考えているのは熊野純一のちくま学芸文庫版。やはり時点が新しいのと、なんと言っても嵩張らないサイズであるが大きい)。内容は非常に...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月12日
よくまとまってるし、面白いと思う!
けど、そもそものヘーゲル自身の哲学にどうしても興味がもてなかった、、、
次にいこう!人生は限られてる
ドイツ観念論とは、なんかうまく馴染めなかった
かなりの部分が、下手くそな日本語訳の謎の言葉に辟易した、ということにもあり、そういう哲学研究の歴史に腹が立つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月01日
近代が持つ様々な政治的、文化的、社会的イメージと、ヘーゲルの生み出した思想とがいかに重なっているかが分かる。
現代においても学校や職場など建前上は近代主義の思想に満ち溢れている。近代的理性を持つ自由な意思の集合体が、素晴らしい社会や国家を形成するという。
この建前が存在しなくなると、選挙制度すら足元...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月06日
ヘーゲルと言えば弁証法だが、その弁証法の意味が、ヘーゲルの生きた時代の解説を通して本書で体験できた。
近代的個人とはなにか、という問題意識に貫かれている。
日本の文明開化はヘーゲル哲学で多くが説明できる。
ドイツにおけるナチスの登場は近代とはなんなのか?という問いに明確な答えを出せなくなっている...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月08日
ヘーゲルの入門書。タイトルの「新しい」の意は、やたら韜晦な感じがするヘーゲル像の刷新を図る、ぐらいのものだろう。その方法論は、新たなヘーゲル解釈を打ち出す、とかではなくて、平易な言葉でヘーゲルの思想を辿る、というもの。実際、かなり気楽に読める。
著者は「あとがき」で、「この小著でヘーゲルを論じつく...続きを読む
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