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Posted by ブクログ 2022年01月19日
想像を超える奥深い短歌の世界。
五七五七七だけじゃないんだなぁー。
と打ちのめされてる暇もない、短歌から広がる人生とは?人とは?という哲学的、本質的な問いかけ。
人はなぜ短歌を詠み、短歌に感動するのか。
題材として取り上げられる短歌はどれも素晴らしいけど、一言ではとても言い表せない多様性があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月16日
専門的な言葉(アニミズムなど)や平井弘のところが理解できなかった 面白い短歌がたくさん読めて良かった 俵万智さんの短歌は共感しやすいな〜 今度は盛田志保子さんの歌集を読んでみたいと思った インカと百済が入れ替え可能な歌を詠み、歌には全く誤魔化しようがなく〈私〉が現れると穂村さんは書いてる 私は薄っぺ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月22日
著者らしくなく(失礼)短歌の分析、解析に真剣に取り組まれた超力作。短歌の流れを近代・戦後・現代に見立て、近代から"私"の発見から、"私"の肥大まで、他のサブカルチャーなどでも起こっていた現象が短歌の世界でも確実に起きていたということが理解できました。
穂村さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月29日
穂村弘さんの短歌の解説本。穂村さんなりの解釈としていますが、歌人として大切な定型やそれを崩す型が見事にまとめられています。文語から口語に至る過程、寺山修司、岡井隆、塚本邦雄の歌人三羽烏から、現代の前衛的な短歌の未来について考えさせられる一冊です。これから俳句や短歌を始めたいなら、難しいけれど、面白い...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月12日
短歌教室通いのための予習。
いつものエッセイとはだいぶ趣が違っていて、じっくり読まないといけない内容。
今まで読んだことのない短歌、味わい方に触れることができ初心者にとってはありがたい。
逃げてゆく君の背中に雪つぶて 冷たいかけら わたしだからね 田中槐
きっときみがぼくのまぶたであったのだ 海岸...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月15日
まず、二〇〇〇年代の短歌に触れられる機会となったことに感謝。
有名歌人が選者を務める、毎週新聞に載る歌壇の歌風とずいぶん違うことに驚いた。
それは、プロとアマチュアの違いということではないだろう。
それから、これまで読んだことがある穂村さんのおちゃらけた(失礼!)エッセイとは、ずいぶん文体が違って...続きを読む
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