もうおうちへかえりましょう

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495円 (税込)

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人気歌人穂村弘、衝撃のダメエッセイ第二弾!

正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春時代を過ごした40代独身男は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている。永遠の女性は、きらきらした「今」は、いつ目の前に現れるのか? 故郷も、家族も、夢も、希望も、志も、野望も、立身出世も、革命も、維新も、なにもなくなってしまった「今」という時代。白馬に乗ったお姫様がいつか現れて、僕を幸せにしてくれるはず、なのに。
衝撃のダメエッセイ『世界音痴』に続く、人気歌人「ほむほむ」こと穂村弘のエッセイ集第二弾。

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もうおうちへかえりましょう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月31日

    着眼点と不安要素が面白くて、ところどころで声を出して笑いました。
    穂村弘さんの本をはじめて読んで、短歌にも興味が湧きました。

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    Posted by ブクログ 2021年04月16日

    やっぱり好きだ

    この謎の親近感と胸の中でふわふわしてる思いだったりをこうやって言葉にしてくれる感じ!

    あとがきの永遠の寮、すごくいいな笑

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    Posted by ブクログ 2017年09月23日

    私じゃないか。と目が点になるくらい行動と考え方が似ていてびっくりします、建物の周りをくるくるくるくるくるくるまわる、情けない、私もいつも思いながら待ち合わせに人の影を感じると後ずさる。何人かに言ってももうーーーん、しないよ。とかしか返ってこず驚き、ほとんどの人はほむらさんの行動をおもしろパンダを見る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月23日

    面白い。友達になりたい。

    慣れ親しんだ劣等感と生きづらさのなかに、見えていなかったものを発見させてくれて、ああ、あるある、そうそう!と頷きたくなる。

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    途中までそうでもないかなと思ってたけど、途中からグッときた
    例えばなぜブルーハーツは受け入れられたのか
    ヒロトとほぼ同じ世代の人たちにとって、なぜブルーハーツは彼らが時代の中で感じていたモヤモヤを晴らしてくれたのか、みたいなことがわかる。彼らが当時感じていた空気感のようなものが。

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    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    穂村さんのエッセイがとても好きです。やはり歌人は言葉の使い方が上手いし、なんなら楽々操っている気がする。特に初期のエッセイがいい。社会不適合者みたいな自分を晒しながら、結構上手く人生を泳ぎきっている気配を感じる。これは褒め言葉です。

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    歌人穂村弘が今から20年くらい前に書いたエッセイ。1章は恥ずかしさや情けなさ、恋愛観や悲壮感、妄想、よく考えるとホラーを感じる瞬間など微妙な感情の機微を深掘りし、2章はカフェやパスタの呼び名の変化、短歌で見るバブル崩壊や金利変動が世間にもたらす空気感の変化、ダイヤル電話からケータイ電話、同棲や婚前交...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月13日

    「世界音痴」に続く、穂村弘さんの二作目のエッセイ。

    元の単行本は2004年発売(かろうじて結婚前)ということで、お姫さまは来ないかもしれないと思い始めた穂村さんが、自力で何とかしようとした、「ボールペンで生まれ変わる」のエピソードに、さっそく爆笑。実際に零時零分零秒ちょうどに、それをしているところ...続きを読む

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    購入済み

    2022年04月22日

    とても面白い文章を書かれる作家さん。唯一の原点ポイントは、他の著作でもでてきた体験や思い出話が頻出することかな。

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    Posted by ブクログ 2020年11月09日

    色々な雑誌や新聞に書いたエッセイをまとめてあります。私はⅢの本の雑誌に書いたエッセイが一番面白く読めました。本についてのエッセイなので、本好きには共感しやすいかと。

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