縦走路

縦走路

539円 (税込)

2pt

北アルプス、冬の八ヶ岳で二人の山男は、「女流登山家に美人なし」と言う通念をくつがえす、美貌のアルピニスト“千穂”に夢中になる。彼女の旧友でライバルの美根子を交えた四人の間に恋愛感情のもつれが起こるが、命がけの北岳胸壁攻撃の後、千穂は……。きびしい冬山と氷壁を舞台に、“自然対人間”そして“男対女”を通して緊迫したドラマをみごとに描く傑作長編山岳小説。

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縦走路 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月31日

    「新田次郎」の長編山岳小説『縦走路』を読みました。

    『芙蓉の人』、『富士山頂』に続き「新田次郎」作品です。

    -----story-------------
    美貌の登山家と山男二人。
    その恋には恐るべき罠が仕掛けられていた。
    人間の本質を見据えた「新田文学」の真骨頂。

    北アルプス、冬の八ヶ岳で二...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月14日

    懐かしの新田次郎であり、表現こそ古いが、小説としての面白さは現代でも減じていないと思う。徹底して不器用な男の視点だけれども。

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    Posted by ブクログ 2019年09月18日

    女流登山家に美人なし、といいながら美人ばかりが出てくる新田次郎の山岳小説。
    女:千穂、美根子
    男:蜂屋、木暮

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    Posted by ブクログ 2018年10月26日

    昭和37年(1962年)に書かれた作品
    山登りが趣味の会社員たちを描いた恋愛小説だが
    いまや時代劇とそのことば回しがたいしてかわりなく感じる
    それでも登場人物の造形と話立ての面白さはさすがの実力

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    Posted by ブクログ 2011年04月21日

    山登り経験などない自分にとっては、登山描写が珍しく迫真的記述に圧倒されて、なかなか面白かった。
    山男2人に、類を見ない山女?の女王、そしてそれに絡み付く悪女?の男女4人の恋のさや当てを基軸に、雪山登山に挑む登山家3人の戦いを描く。
    女王様のような千穂に振り回される男2人と、その2人を罠にはめる美根子...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    新田次郎は富士山測候所で6年間、山岳気象観測に従事した科学者。細部にわたる山の描写に引き込まれました。もう一冊読もうか。

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    Posted by ブクログ 2019年07月09日

    北アルプス、冬の八ヶ岳で二人の山男は、「女流登山家に美人なし」と言う通念をくつがえす、美貌のアルピニスト“千穂に夢中になる。彼女の旧友でライバルの美根子を交えた四人の間に恋愛感情のもつれが起こるが、命がけの北岳胸壁攻撃の後、千穂は……。きびしい冬山と氷壁を舞台に、“自然対人間"そして“男対...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月06日

    一本気な二人の山男と美人山女との三角関係を中心に描く山岳小説。峰屋と千穂の二人登山までは楽しめたが、その後の山男対決からぐだぐだ展開に。千穂の魅力は美人なだけで、自意識過剰で意地っ張りの鼻につく女としか感じられず、山男二人がどこに惚れているのか理解できない。千穂の目線で考えても他の山男と違って積極的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月13日

    山岳トレンディドラマ。


    確かに50年前に書かれた本としては、色あせていないのかも知れない。


    石黒賢と織田裕二
    江角マキコと天海祐希
    位の配役でどうでしょう?

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    Posted by ブクログ 2011年09月16日

    男女4名のドラマ

     山というより男女の物語。

     ひとりの美人登山家を山男2名が奪い合う。そこに美人登山家の高校時代の友人が対抗意識だけで絡んでややこしくなる。

     これ以上登場人物が増えると大変だが、4名だけなのでわかりやすい。

     山男2名とともに縦走を計画した山女は、その頂上でどちらを選ぶか...続きを読む

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