本居宣長(上)

本居宣長(上)

825円 (税込)

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4.3

「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。

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本居宣長 のシリーズ作品

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  • 本居宣長(上)
    825円 (税込)
    「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。
  • 本居宣長(下)
    825円 (税込)
    「もののあはれ」の説は、単に「源氏」研究の学説に留まるものではなかった。宣長において、それは、実人生の情(こころ)を論じる際にも一貫していた。ひらすら宣長の肉声に耳を傾けながら、その徹底した学問と人生の態度を味わい、いかに生くべきかを究めた本書は、同時に現代最高の知性、小林秀雄の思索の到達点でもあった。 ※対談『「本居宣長」をめぐって』江藤淳/小林秀雄は、掲載しておりません。

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本居宣長(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月02日

    もののあわれとはなにか。日本語とは、日本の文化、民族とはどのようにしてもたらされ、持ち続けられているか。日本についての深い考察。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    読んでみたいと思いながら、後回しにしていた小林秀雄。
    没後40年にあたり、初めて手にした。

    学生時代に中原中也を好んで読んでいた頃の印象で、小林秀雄を「中也と女性を奪い合った」というエピソードでのみ歴史に登場する人物、と長らく思っていたが、違った。

    さて、本書『本居宣長』だが、そのスコープは、本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    15年ほど前に読んだこれを、急に思い出しました。

    当時の評価で★4つ以上。

    また読んでみよう。

    0

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