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転校生の百舌谷小音(もずや・こと)は、「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」=「ツンデレ」だった! 「ツンデレ」とは好意が攻撃性に変換される症状で、好きと思った相手に罵詈雑言や暴力が出てしまうのだ。様々な出来事を経て友人に心を開きかけた百舌谷さんだが、養父母に実の子が生まれると知って自ら姿を消そうとする。ドMとして百舌谷さんと過ごした樺島番太郎は、その行動を止められるのか!? 感動の最終巻!!
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Posted by ブクログ
ギャグとして笑い飛ばすのもいいし、ヒューマンドラマだと感動するのもいいという漫画。情報量が多く、読み進めるのにほかの漫画より時間はかかるし、意識して少し頭を使わないと面白さを十分に楽しめないという漫画。そして、そんなことを感じた自分は作者の術中にはまっていたのか。
暴走と迷走の全10巻。 イクところまでイッた最終巻です。 奇病持ちのエキセントリックな百舌谷さんはそれでもみんなに愛されてるし、樺島はドMの道を極め、一途な愛を貫きます‼ 予想以上にきちんと終わっていて驚きました。 うっかり感動もしてしまった…。 感動していいのか少し悩むけど。
人のパーソナリティを題材にしたマンガだからこそ、この終わり方は実に客観的な締め方だと思いました。 ツンデレとは瞬間的な愛。1巻からツンデレと認識され、その部分によって多くのキャラクター達が百舌谷さんを認識していました。ツンデレであるがゆえの優しさだったのか、それとも百舌谷さん自身の心だったのか...続きを読む、この10巻では百舌谷さん自身の答えにも行き着きます。ツンデレという殻の内側には良い子が隠れているとでも思ったのかと言う鴫沢が的を得ていたように最終的に自らの衝動に身を任せてしまう百舌谷さんが今巻では描かれています。芯から歪んでいようともツンデレという病気であろうとも百舌谷小音はなにかを台無しにしてしまう人間である。それでもなお、親に愛され、大丈夫と言ってくれる男がいる。歪んでいる心からでも瞬間的な愛を導き出すようにツンデレはある。最後に歪つながらも愛を感じるキャラでした。 ドMとはスポンジ。ツンデレの主人公と対極にいる存在ザ・ドMの番太郎。3巻でその優しさは折られ、自分の苦労をすべて叩きつけるように吐露したころから随分彼は成長しました。彼女がその瞬間的な衝動を起こしてしまう時に絶対そばにいて大丈夫と囁く。カッコイイこれこそ男の本懐ぞと思いました。しかし、ドM神が言ったように一回悟ってそれを実行したぐらいじゃ人生は終わらない。これからその発言に縛られ、囚われているからこその苦労もあるはず。ただ、それでも番太郎ならやってくれそうと思うのがこれまでを見てきた者としての感想ですかね。高校生番太郎めっちゃシブですしね。 終わってみれば、淡々と流れるような最終巻でしたが自分としてはとても素直な終わりと感じました。所々篠房先生が好きそうなネタがふんだんにありましたが、それでもあとがき通りシリアスさも兼ね揃えていたのが良かった。決着なんてものはそう簡単に決められないもの、ましてや人の人格をテーマにしたものだからこそその時その時の答えが重要だと僕は思ってます。日々は番太郎が最後に言ったように続いてくものですからねぇ。面白い作品だった篠房先生の次回作に期待。
好きな作品なので★5つ
一般的には★4つが妥当でしょう。とにかく無事完結してよかったです。登場人物たちが成長した姿が最後ちらりと出ます。より魅力的なキャラクターに育ったように見えましたので、続編希望します。作者様に期待。
面白かった
いつか高校生編が見たいです。
おもしろかったです。非常に緻密にくみあった伏線がとけてくのが絶妙でした。それだけに二度読み三度読みを強いてきますけど、それは面白さのうちでしょう。 表紙で損してるかもしれませんね。この面白さをもっとつたえたいのに! 同じ立川在住らしいので応援したいすなあ! メインストリームも十分におもしろかったで...続きを読むすが、要所のギャグで吹き出すことが多い作品でした。ガチャパンとか髪型選びとか…。 そして、なんといっても少年時代でしょう!
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