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Posted by ブクログ
【メモ】
・課長がキーパーソンになり得る理由
①重臣よりも身軽で動きやすいこと
②現場であるフロントラインと役員などの上層部の両方から一次情報がとれて、あらゆることの実態をつかみやすいこと
・ミドルリーダーこそ日本改革のエンジン
・体を張って挑戦しない人、挫折を味わったことがない人は、リアルな権力闘争の場や深刻な利害衝突がある状況で、組織を舵取りできない
・現場主義は正しい、現場の力を引き出すことも正しい、現場の情報を吸い上げることも正しいのだが、現場が権力を握ったら、会社はつぶれる。
・能力を発揮できるかどうかは、ストレス耐性に大きく左右される。自分をストレスフルな立場に置いてみるくらいのことをやっておいた方がいい。
・他人に責任転嫁して過ごすのか、すべてを自分で引き受けてストレス耐性を高めるか。
・有事に戦闘経験がない、失敗の経験がない者がリーダーとして活躍できるはずがない。
・いざというときに自立できるという前提でいれば、心に余裕ができる。
・戦略を考えるための3つの前提要素
①経済構造
②市場環境
③競争ポジションの理解
・ある組織や集団において、主流派にいる人間こそが革命をなし得る。なぜなら、主流派と呼ばれている人たちほど、このままの体制ではまずいことを、実は一番よくわかっているからだ。実は主流派と言われている人たちこそ、矛盾や課題を理解している。また主流派、言い換えれば与党的な立場にいるからこそ、権力の使い方、権力の怖さ、権力の限界もよく知っている。
・与党として考えて、行動する。リーダーたる者は、そこから逃げてはいけない。
・日本のガバナンスに必要なのはブレーキ機能だけでなく、アクセル機能である。
Posted by ブクログ
組織課題はすでに見えており、合理的な意思決定に基づいて変革しようとしても、組織内や関係者の情理に阻まれなかなか実行に移せない、という場面は多いかと思います。
そういった悩みを抱えているリーダーに対しヒントを与えてくれる良書です。
また、本書は主に中間管理職向けに書かれた行動指南書ともなっています。論理的・合理的に導いた結論に基いて行動するのは当然として、他にも「とにかく逃げない」「他責行動はとらない」といった心構えや「サンクコストよりサンクタイムの方がハードルとなる」「情理で阻む人に対してはとにかくしつこくコミュニケーションをとる」といった、組織変革の実践から導き出した示唆もあり、説得力がありました。
2012年初版と少々古い本とはなりますが、書いてあることは実感をともなって腹落ちすることが多いです。現に組織を率いている人や、これから率いろうとする立場にある人は読んでおいて損はありません。
自分も壁にぶつかったときや組織運営のマインドがぶれそうになった時など、折に触れて何度か読み直そうと思います。
Posted by ブクログ
あとがきにて著者が語るように、リアルな経営現場でのリーダーシップのレッスンだ。
本書刊行からもう10年経つが、日本企業の悩みは同じと言わざるを得ない為、とても興味深い内容。
根気を求められていることを胸に留めて、諦めずに行動を続けたい。
至近で高知に行き、坂本龍馬の事を考えていたのでタイムリーに笑った。
以下、気になったポイントを備忘として:
・情緒に流されれば、人の死を招くほどの惨事に繋がる。
・リアリズムと合理性を、とことんまで突き詰めて考えよ。
・サンクタイムに目を奪われるな。
・議論するには頭を使う。逆に人と協調するというのは、非常に楽だ。
・リーダーのコミュニケーションには、組織の空気を少しずつ変えていく、根気強さが必要。
・どんな組織でも成長することはあらゆる痛みを癒すので、ついつい組織膨張を正当化する理屈に傾倒しやすくなる。
・勝負所は投資のタイミングと規模になる。
・戦略を考える前提要素は、経済構造、市場環境、競争ポジションの理解だが、現実の戦略行動として実践しづらいのは、現実にはこの3つがすんなりと整合しない矛盾があるため。解決するには、何かを捨てるしかない。
・常に与党として考え、行動せよ。
・最初から「会社が変わらないなら、僕は辞めますよ」と見得を切っているやつは、逃げ腰なだけ。こういう奴は坂本龍馬に憧れがちだが、史実としては坂本龍馬の果たした役割は全く不明。(゚o゚;;
・日本は必死にブレーキの議論をしている。監査役制度はブレーキ役の制度だし、委員会等設置会社で社外取締役を入れても、その社外取締役にブレーキ役を期待している。
Posted by ブクログ
著者の本は初めてです。
今まで読んだビジネス本の中でも、最も参考になると感じたうちの一つでした。
私にとってこの本の中で特に重要だと感じた点は以下です。
(原文ではなく、自分の言葉で書き換えています)
⑴論理的な思考が重要。しかし、人を論理だけで動かすことは不可。情理を理解することが同じくらい重要。
⑵組織を動かすには粘り強さが必要。粘り強く働きかけていれば、ある時シーソーのように一気に傾くことがある。
⑶情に流された結果、多くの犠牲を出した例は枚挙に暇がない。決断には冷静さと客観性が必要。
⑷常に与党のつもりでいること。野党のように外野から好き勝手言っているだけでは、実際に行動を起こすことはできない。
また繰り返しよんで理解を深めたい作品です。
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ビジネス・実用
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