会社は頭から腐る

会社は頭から腐る

1,320円 (税込)

6pt

産業再生機構で41社の企業再生の陣頭指揮を執った著者。再生の修羅場には経営の本質が見えてくる。経営の悪化した企業に共通していたのは、「一流の現場を持ちながら、経営が三流だった」ということ。そもそも経営者を選ぶ仕組みに問題を抱え、相応しくない人がトップに立っているという悲劇をまざまざと経験する。

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会社は頭から腐る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年10月23日

     著者は、産業再生機構の元COO。この組織の運営を引き受け、倒産した起業の経営及び再生に従事してきた。この経験からの提言だけに非常に迫力があり、最近メディアで人気になっている経済アナリストや、経済学者、元大臣だった作家などとは、まったく重みが違う。 特に、「ゲマインシャフト(地縁や血縁で深く結びつい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月31日

    著者の作品は「結果を出すリーダーはみな非情である」(2012年の作品)を先に読んでいました。本作品はこれより5年前のものとなりますが、基本的な著者の考え方やスタンスが、この間に変わっていないことがわかります。

    東大法学部卒、司法試験合格、MBAホルダーと、超エリートの著者ですが、基本的に勉強ができ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月08日

    日本経済や経営戦略、筆者の事業再生の現場体験など話題は多岐に渡り、かつ濃密。筆者の熱い気持ちが伝わってくる良書。

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    Posted by ブクログ 2013年06月27日

    知識だけはなく現場の人間の起こす行動まで踏み込んで記載されている。
    インセンティブと性格の奴隷や戦略は仮説でありPDCAの道具は机上ではなく現場でとても重要になる要素を実体験を元に書かれており単なる経営論で終わっていない。
    人に焦点を当てた経営について書かれている。

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    Posted by ブクログ 2012年03月11日

    「人は、インセンティブと性格の奴隷である」という言葉は、大変ためになった。自分の言動が「何でこんなふうに考えているのだろうか」と客観的に見えるようになり、本質をはずさない思考がしやすくなった。

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    Posted by ブクログ 2011年12月04日

    人間の心理の深~い部分を全部炙り出した1冊です。

    『「人はインセンティブと性格の奴隷である」だから、小賢しい組織論やスキル論よりも「人間集団を正しく動機づける」ことの方がパワーを生み出す』

    『人間の価値観、行動洋式そのものを変えるのが真の経営者だ、という人もいるが、実態は、そこにいる個々人が本来...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月14日

    冨山さんの本は初めて読むけれど、非常に面白い。
    再生機構で経験されたことに基づいての主張は
    非常に迫力があり、また切れ味が鋭い。
    人はインセンティブと性格の奴隷
    情と理、修羅場をくぐることの必要性、その他
    なるほどと思うところと、自分の身を振り返って
    反省するというか、身が引き締まる思いがするという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月28日

    経営者に必要なのは,決断力。情と合理,それを両立させた者がふさわしい。著者の過去の経験から導かれる日本企業の問題点とその洞察は納得感がある。挫折力にもあったが,やはり修羅場をくぐりぬけてきた経験があるとないでは,窮地に追い込まれた時に使えるか使えないか決まる。リーダーはいつでも責任をとれる存在である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月19日

    引き続き富山さんの一冊。

    「再生の修羅場からの提言」と題し、今後日本の課題を述べております。

    ボリュームはかなりあるのですが、内容がとてもおもしろく、一日で読んでしまいました。

    修羅場を経験することの大切さを強く訴えています。

    自分の周りでも、(その過程の良し悪しの判断は難しいですが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月24日

    『挫折力』が面白かったので、遡って読んでみた。
    その昔、毎日のようにニュースで見た産業再生機構の4年間のドラマはすごく刺激になった。

    P132
    重要なことは、カネボウの意思決定者が、合理的な意思決定を下せるように、プラットフォームをすっきりしてあげることなのだ。

    P146
    経営というのは、基本的...続きを読む

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