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Posted by ブクログ 2018年10月23日
著者は、産業再生機構の元COO。この組織の運営を引き受け、倒産した起業の経営及び再生に従事してきた。この経験からの提言だけに非常に迫力があり、最近メディアで人気になっている経済アナリストや、経済学者、元大臣だった作家などとは、まったく重みが違う。 特に、「ゲマインシャフト(地縁や血縁で深く結びつい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月31日
著者の作品は「結果を出すリーダーはみな非情である」(2012年の作品)を先に読んでいました。本作品はこれより5年前のものとなりますが、基本的な著者の考え方やスタンスが、この間に変わっていないことがわかります。
東大法学部卒、司法試験合格、MBAホルダーと、超エリートの著者ですが、基本的に勉強ができ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月04日
人間の心理の深~い部分を全部炙り出した1冊です。
『「人はインセンティブと性格の奴隷である」だから、小賢しい組織論やスキル論よりも「人間集団を正しく動機づける」ことの方がパワーを生み出す』
『人間の価値観、行動洋式そのものを変えるのが真の経営者だ、という人もいるが、実態は、そこにいる個々人が本来...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月14日
冨山さんの本は初めて読むけれど、非常に面白い。
再生機構で経験されたことに基づいての主張は
非常に迫力があり、また切れ味が鋭い。
人はインセンティブと性格の奴隷
情と理、修羅場をくぐることの必要性、その他
なるほどと思うところと、自分の身を振り返って
反省するというか、身が引き締まる思いがするという...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月28日
経営者に必要なのは,決断力。情と合理,それを両立させた者がふさわしい。著者の過去の経験から導かれる日本企業の問題点とその洞察は納得感がある。挫折力にもあったが,やはり修羅場をくぐりぬけてきた経験があるとないでは,窮地に追い込まれた時に使えるか使えないか決まる。リーダーはいつでも責任をとれる存在である...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月19日
引き続き富山さんの一冊。
「再生の修羅場からの提言」と題し、今後日本の課題を述べております。
ボリュームはかなりあるのですが、内容がとてもおもしろく、一日で読んでしまいました。
修羅場を経験することの大切さを強く訴えています。
自分の周りでも、(その過程の良し悪しの判断は難しいですが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月24日
『挫折力』が面白かったので、遡って読んでみた。
その昔、毎日のようにニュースで見た産業再生機構の4年間のドラマはすごく刺激になった。
P132
重要なことは、カネボウの意思決定者が、合理的な意思決定を下せるように、プラットフォームをすっきりしてあげることなのだ。
P146
経営というのは、基本的...続きを読む
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