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Posted by ブクログ
肉体労働から知識労働に切り替わった現代では、
成果をあげることが組織・個人の必要十分条件である。
成果をあげる能力によってのみ、個人から貢献を得る組織のニーズと、自己実現として組織を使う個人のニーズが調和する。
成果をあげる能力とは意思決定力といえる。
大切な問いは、決定の目的、達成すべき目標、満足させるべき必要条件はなにか?
成果を上げる条件
①なされるべきことを考える
②組織のことを考える
③アクションプランをつくる
④意思決定を行う
⑤コミュニケーションを行う
⑥機会に焦点を合わせる
⑦会議の生産性をあげる
⑧私はではなくわれわれはを考える
成果をあげる5つの習慣
①残された時間を知る
②仕事ではなく成果に目を向ける
③強みからスタート
④優先順位を決める
⑤正しい手順を一つに決める
結論、全ての知識労働者はエグゼクティブである。
Posted by ブクログ
ドラッカー名著集 1
経営者の条件
著:ピーター・F・ドラッカー
出版社:ダイヤモンド社
本書は、成果をあげるために、自らをマネジメントできる方法を説くものです。
そもそも、自らをマネジメントできないものが、部下や同僚をマネジメントできるはずもない
第1巻は、自らを律する所から始まる
そして、成果を上げているものはみな、成果をあげる努力を身に着けている
日常の実践によって成果をあげることを習慣にしてしまっている。
努力すれば、習慣とすれば、人間はみずからをマネジメントできるのである
気になったのは以下です。
・成果を上げるために必要な8つの習慣
①なされるべきことを考える
②組織のことを考える
③アクションプランをつくる
④意思決定を行う
⑤コミュニケーションを行う
⑥機会に焦点を合わせる
⑦会議の生産性をあげる
⑧私ではなく、我々は、を考える
成果をあげるためには、手を広げすぎてはいけない、一つのことに集中しなければならない
・成果をあげることを疎外する4つの現実
①時間を他人にとられてしまうこと
②日常業務に取り囲まれていること
③組織で働いていること
④組織の内なる世界にいること
・組織の中には成果は存在しない、すべての成果は外にある
・組織の中に生じるものは、努力とコストだけである
・仕事と成果を大幅に向上する唯一の方法とは、成果をあげる能力を向上させることである
・成果をあげる人のタイプなどというものは存在しない
・成果をあげることは一つの習慣である、実践的な能力の集積である、実践的な能力は習得することができる
習慣になるまで何度も反復しなければならない
・成果をあげる為に身に着けておくべき習慣的な5つの能力
①何に自分の時間がとられているかを知ること
②外の世界に対する貢献に焦点を合わせること
③強みを基盤にすること
④優れた仕事に際立った成果をあげる領域に力を集中すること
⑤成果をあげるよう意思決定を行うこと
・汝の時間を知れ、①時間を記録する、②整理する、③まとめる
・仕事の成果をあげるためには、わずかであっても、まとまった時間を必要とする
・する必要のまったくない仕事を見つけ、捨てることである
・他の人間でもやれることは何かを考えることである
・成果をあげるうえで必要な4つの基本的能力
①コミュニケーション
②チームワーク
③自己啓発
④人財育成
・優れた人事は、人の強みを生かす、弱みからは何も生まれない
・人に成果をあげされるには、いかなる貢献ができるか、を問わなければならない
・強みを生かす、ということは、成果を要求する、ということである
・人事の失敗は、その者ではなく、その者を任命した者の問題である
・人には、読む人、と、聞く人、とがいる
読む人には、報告書で報告し
聞く人には、口頭で報告を行う
・成果をあげるための秘訣とは、集中である
・集中するためには、生産的でなくなった過去のものを捨てることである
・優先順位決定の原則
①過去ではなく、未来を選ぶ
②問題ではなく、機会に焦点を合わせる
③横並びではなく、独自性をもつ
④無難なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ
・意思決定の数を増やしてはいけない。重要な意思決定に集中しなければならない
・必要条件を満たしていない決定は、成果の上がらない不適切な決定である
・スーロンは、ドラッカーにこういった
「正しいと思うことはそのまま書いてほしい、何が正しいかを最初に教えてくれなければ、正しい妥協ができなくなる」
・妥協には2つの種類がある
①半ギレのパンでも、ないよりはまし
②半分の赤ん坊は、いないより悪い
・決定においてもっとも困難な部分が必要条件を検討する段階であるのに対し
もっとも時間のかかる部分が、死かをあげるべく決定を行動に移す段階である
・自ら出かけ、自ら現場を見ることを当然のこととしないかぎり、ますます現実から遊離する
・意思決定は本当に必要かを自問する必要がある。何も決定しないという代替案が常に存在する
目次
まえがき
序章 成果をあげるには
八つの習慣
なされるべきこと、組織のことを考える
アクションプランをつくる
行動する
「私は」ではなく「われわれは」を考える
第1章 成果をあげる能力は修得できる
成果をあげる者はなぜ必要か
エグゼクティブとは
働く者を取り巻く組織の現実
成果を大幅に改善する方法
成果をあげる能力は修得できるか
第2章 汝の時間を知れ
時間は普遍的な制約条件
必要とされる時間
時間の使い方を診断する
時間浪費の原因を整理する
自由になる時間をまとめる
第3章 どのような貢献ができるか
貢献へのコミットメント
専門家に成果をあげさせるには
人間関係のあるべき姿
会議の成果をあげる
第4章 人の強みを生かす
強みによる人事
上司の強みを生かす
自らの成果をあげる
第5章 最も重要なことに集中せよ
一つのことに集中せよ
過去を計画的に廃棄する
劣後順位の決定が重要
第6章 意思決定とは何か
エグゼクティブ特有の仕事
二つの実例
意思決定の要因
第7章 成果をあげる意思決定とは
正しい意思決定の要件
意思決定とコンピュータ
終章 成果をあげる能力を修得せよ
成果をあげることは使命
現代社会に不可欠なもの
訳者あとがき
参考文献
索引
ISBN:9784478300749
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1800円(本体)
2006年11月09日第1刷発行
Posted by ブクログ
5年以上ぶりにドラッカーの本をしっかり読んだ。改めて読んでみて、自分も管理職という立場になっていることもあり、深くドラッカーの言っていることが実感をもって、その重要性を感じることができた。エグゼクティブは役員やトップマネジメントを指しているのではなく、知識労働者を指している。そして知識労働者は自らがセルフマネジメントをしなければならない。これは、社長の方針である自律分散型とつながる。何によって判断するのか?それは組織の成果を考えた貢献。そして成果をあげるためには、何をしなければならないかを具体的に説明している。大変な名著だと感じた。8つの習慣は非常に大切であり、このコトについて触れた先生の箴言をまとめていきたい感動を受けた。
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