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Posted by ブクログ 2024年02月12日
当座の報酬の期待値の低さ・不確定性に対し、経済合理性の下、消費者マインドで「こんなん何になるんだよ」と突っぱねちゃうのがニートと不登校、つまり労働や学びの拒否の始まり。
その曖昧さや不確定性に対して「きっとなにかになるはず」と、気長かつ楽観的・期待的に身を投じて、労苦を負って行くこと。そして自己の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月29日
面白かった。
本人も書いておられるように「ずいぶん力んで書いている」力作であります。
消費者として全てを同時性の中で生き、世の中を等価交換で見る体質。
こういったことが学びを馬鹿にし、労働を無意味なものと見る価値観に結びつくと見る。
解明していく際の気押される程の勢いある文章に引き込まれて行く。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月20日
今まで読んだ中でベスト・オブ・ベスト。
ウチダイズムの原理というか、ベースを知れた=社会の構造。
如何にして社会的上層と下層の差が生まれているのかそしてその原因は何なのかを考えさせられる書籍である。個人主義がいかに恐ろしい思想であるか。
そしてすべて個々人に降りかかるという、良い意味でも悪い意味でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月26日
まさに現代教育の核心をついている。過去のフォーマットにしがみついている場合ではない。評価で釣って、子供に勉強をさせる手法は限界だ。そもそも学問とはそういうものではない。損得勘定でしか人間が動かなくなる。生徒は消費者目線で学校にやってくる。まさに、この通りで、変えることは困難であり、どう折り合いをつけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月14日
めちゃめちゃ面白かった。
幼年期から経済主体として成長している。
この視点から現代の問題、例えばクレームする親や教育に反抗する子供などを説明していた。
これがすごく新鮮で、25の自分にも当てはまるところが多分にあった。
懐古的に昭和時代の大きな家族ぐるみの付き合いを失ってしまったことを嘆いて...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月25日
本書では、子どもが授業を真面目に聞かないこと、勉強をしないこと、すぐに転職する若者が増えていること、ニート問題など、人によっては近頃の若者はけしからんと根性論で片付けてしまいそうなテーマが扱われている。
しかし、実はこれらの背景には共通しているものがあり、それが消費者マインドだということがわかりやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月19日
私は両親に、姉妹で私立の中高大と通わせてもらい、毎年のように夏は家族旅行に連れて行ってもらったりしていた。だが私自身は2人の子供達を公立でも大学までやることができるかも不安な財政状態で、家族旅行にもほとんど行けない。子供達はびっくりするくらい家庭学習をしない。なぜだろうと考えていたことに、ひとつの解...続きを読む
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