天才絵師と幻の生首 半次捕物控

天才絵師と幻の生首 半次捕物控

712円 (税込)

3pt

3.5

九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々(ごうごう)となる表題作。半次のひらめきが難題を解いていく。(講談社文庫)

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半次捕物控 のシリーズ作品

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1~10件目 / 10件
  • 影帳 半次捕物控
    586円 (税込)
    相模屋の店先で雪駄が一足盗まれた。上野山下の助五郎親分は、懸命に追い、下手人・仙八を挙げた。そこで相模屋出入りの岡っ引・判次は、穏便に赦免してもらおうと、親分に頼みこんだ。ところが、うまくいかない。単純に見えた事件は意外な展開をみせはじめ、やがて大きな謎が……。直木賞作家の傑作捕物帳。
  • 揚羽の蝶 半次捕物控(上)
    691円 (税込)
    大店の娘にしびれ薬を飲ませ、貞操を奪った「いが茄子男」を見つけ出せ――御奉行からの密命を受けた岡っ引半次は、岡山松平様お付きの足軽が犯人らしいとの情報から参勤交代に加わって、東海道を抜け備前岡山まで殿の荷を担ぐことに。だが出発早々、殿の毒味方が毒殺され、半次に嫌疑が? 傑作時代長編!
  • 揚羽の蝶 半次捕物控(下)
    712円 (税込)
    “いが茄子男”を探しているつもりが、岡山藩のお家騒動に利用されていた岡っ引半次。岡山到着直後に捕縛されたが間一髪で脱出し、江戸へ戻った半次は真相究明に執念を燃やす。だが将軍家をも巻き込む継嗣争いが激化する中、半次の娘お美代が攫われる。権力に翻弄されながらも追跡を続ける半次、痛快捕物帳!
  • 命みょうが 半次捕物控
    691円 (税込)
    薬師様の門前で、町娘の尻をさわったとして番屋に連れ込まれた田舎侍。身元を明かさず、10日間だんまりを続ける男の身柄を半次が預かり、調べをはじめる。蟋蟀小三郎と名乗る、このめっぽう腕の立つ不遜な男は疫病神なのか。町娘の事件解決後も、小三郎の謎に迫る半次の身に、厄介事が次々と降りかかる。
  • 疑惑 半次捕物控
    691円 (税込)
    金の匂いを嗅ぎつけ、半次につきまとう疫病神の蟋蟀小三郎。御奉行にも眼をつけられるが、半次の女房・志摩だけは小三郎に優しい。その志摩が家を出ていった。自分を捨て小三郎に乗り換えたのか、と半次はふさぎこむ。そんななか、小三郎が侍を斬り殺す大事件を起こす。痛快捕物帳の人気シリーズ第4作。
  • 泣く子と小三郎 半次捕物控
    712円 (税込)
    剣をとっては日の本一と半次も認める蟋蟀小三郎がなぜか国表から舞い戻り、皆川道場の暴れ者・宮川周五郎に敗れたという噂が。寸止めしたと言い張る小三郎は、小網町の水夫と人形町の火消しの若者の喧嘩に首を突っ込み、火消し側についた宮川と真剣勝負で決着をつけることに……。絶好調の大人気シリーズ。
  • 髻塚不首尾一件始末 半次捕物控
    712円 (税込)
    大名家同士の意地の張り合いに、増山家に雇われた蟋蟀小三郎。一方の奥平家についた風鈴狂四郎とは古い因縁で互いの手強さを熟知する仲。ちよや半次も巻き込みあの手この手で裏を掻いて対決を避けようとする。収まらない奥平の若殿が謀議をめぐらせて仕組んだ御前仕合で、とうとう真剣勝負に臨むことに。
  • 天才絵師と幻の生首 半次捕物控
    712円 (税込)
    九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々(ごうごう)となる表題作。半次のひらめきが難題を解いていく。(講談社文庫)
  • 御当家七代お祟り申す 半次捕物控
    743円 (税込)
    “いま宗桂(そうけい)先生”と評判の天才少年棋士の父親は、甲州浪人の武田新之丞(たけだしんのじょう)。亀戸天満宮で催された展観で、文人大名として知られた和州郡山の柳沢吉里公が菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)の末裔からゆずり受けられたという御書を偽物と見抜いた。その後、父子は賊に襲われたが、返り討ちに。半次も命がけのシリーズ最高傑作。(講談社文庫)
  • 一石二鳥の敵討ち 半次捕物控
    803円 (税込)
    江戸の名物男・蟋蟀小三郎の道場にやってきた素性不詳の田舎侍が道場破りを仕掛けるも、相手が悪すぎた。備中池田家から流れてきた日笠源之進には国元に戻れないある事情があった。小三郎に挑み続けることで道場に居座ることに。池田家からの追っ手が源之進を発見した時、江戸中を巻きこむ騒動に発展する。表題作「一石二鳥の敵討ち」を含む8つの短編、半次シリーズ最新作!

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天才絵師と幻の生首 半次捕物控 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年12月04日

    本書は既に2008年単行本刊行時に購入・既読だったが再読したもの。

    佐藤雅美の時代小説・シリーズ物も「縮尻鏡三郎」「物書同心居眠り紋蔵」「八州廻り桑山十兵衛」などがあるが、個人的には何と言ってもこの「半次捕物控」が一番のお気に入りだ。

    「しくじり」だの「居眠り紋蔵」だのと佐藤の描く主人公は名前は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月26日

    ・膏薬と娘心
    ・柳原土手白昼の大捕物
    ・玉木の娘はドラ娘
    ・真田源左衛門の消えた三十日
    ・殺人鬼・左利きの遣い手
    ・奇特の幼女と押し込み強盗
    ・取らぬ狸の皮算用
    ・天才絵師と幻の生首

    久しぶりに半次捕物帳を読んだ。慣れてきたせいか、ストーリーが雑になってきた気がする。半次が推理して、今までは解き明...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    半次シリーズ・7
    これも結構長いシリーズですが まあ安定して個人的には
    楽しくサクサクと読めますね^^

    基本的に佐藤さんのシリーズ主人公は 大体同じな気質なので^^
    合う人には合うって感じではないかな?と思いますね

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年12月24日

    目次
    ・膏薬と娘心
    ・柳原土手白昼の大捕物
    ・玉木の娘はドラ娘
    ・真田源左衛門の消えた三十日
    ・殺人鬼・左利きの遣い手
    ・奇特の幼女と押し込み強盗
    ・取らぬ狸の皮算用
    ・天才絵師と幻の生首

    庶民の生活の治安を守るのが仕事の町奉行の、下っ端であるところの岡っ引である半次。
    時に大名のお家騒動に巻き...続きを読む

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天才絵師と幻の生首 半次捕物控 の詳細情報

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