吉原暗黒譚

吉原暗黒譚

649円 (税込)

3pt

江戸の吉原で黒い狐面の集団による花魁殺しが頻発。北町奉行所の貧乏同心、今村圭吾は花魁たちを抱える女衒に目をつけ、金で殺しを解決してやるともちかけた。一方、大工の幸助は思いを寄せていた裏長屋の華、おようの異変に気づき過去を調べ始める──。「姫川」シリーズの著者初の時代エンターテインメント。謎あり、恋あり、活劇ありの<江戸時代版警察小説>登場!

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吉原暗黒譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年07月21日

    この人ホントに作品の幅が広いなと思う。伝奇物も書いているけれど、これはどちらかという本格時代小説といえるだろうと思う。それでいて題材は非常に現代的で面白い。しかもプロットが秀逸。手の内をあらかた晒しておきながら、そのまま終わらせないところがさすがだと思う。

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    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    誉田哲也氏の時代小説『吉原暗黒譚』
    妖シリーズに通じるこの物語をデビュー当初に書いている事に驚きを隠せない。
    舞台は、吉原遊廓
    花魁の格付け、遊廓の仕組み、女衒と呼ばれる人とは、何が粋で、何が不粋なのか、などなど、読んでいて勉強になり、飽きさせない工夫は、さすがページ・ターナー、誉田哲也ここにあり!...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月24日

    よかったです。連続したシリーズ物になってもイケるんじゃないかと。
    誰を主人公にするか?それぞれの人物が主人公になってもいいんじゃない?

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    Posted by ブクログ 2021年09月14日

    普段著者が描く刑事シリーズが好きでこれも読んでみた。著者初の時代小説ということだが、時代背景に違いがあっても著者自身のスタンスは変わらない印象。江戸時代版刑事小説みたいなミステリー。
    江戸時代の吉原が舞台。描写が細かく違和感なく雰囲気が伝わって来る。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2020年12月29日

    映画化しても映像が華やかで面白いだろうなぁーと思いながら読みました。もうしてるのかもしれないけれど。

    吉原、花魁殺し、狐面。

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    Posted by ブクログ 2018年03月04日

    吉原を舞台にしたダークファンタジー的なミステリー。
    ちょっと宮部みゆきの時代劇x不思議系ミステリーに似た感じの作品です。
    誉田哲也氏の作品の中では、妖の華という作品に少し似た系統かなと思いました。
    彼の時代ものってあんまりイメージになかったですが、違和感なく、物語に引き込まれました。
    女性が魅力的な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月03日

    「姫川玲子」シリーズで有名な誉田哲也さんの初の時代小説。
    普通の捕物帳とは少々異なり、ピカレスク臭もする。
    だが面白い。息つくひまなく、読んでしまった。
    続編が待ち遠しい。

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月11日

    姫川シリーズのストロベリーナイトを描いた誉田哲也の時代もの小説。吉原の番所に勤める同心を主人公に、花魁殺しの犯人である狐面を探していくストーリー。それと大工の男と長屋に住む娘さんとの淡いラブストーリーを絡めつつ、最後には一つにまとまっていく。
    誉田哲也らしくエロティシズムなシーンもありつつ、グロテス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月18日

    「ジウ」や「ストロベリーナイト」でお馴染の作者の、
    唯一の時代小説らしいですね。
    吉原モノが好きなので読んでみましたが、
    花魁の連続殺人を追う貧乏同心”今村”を中心に進む話と、
    吉原とは関係ない同じ長屋に住む”およう”と”幸助”の恋愛話が程よく語られている。
    関係ないようでいて、最後にすべて交わる様...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月25日

    面白い。江戸の捕物帳と思いきや、現代的多重人格の要素もあり。そういう病気の概念ない時代なのが興味深い。

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