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Posted by ブクログ
東日本大震災当時の福島原発に関わる当時の状況が伝わる。現場で指揮しながら命掛けでメルトダウンを食い止めようとしていた東京電力の職員がいる一方で全く役に立つ事もなく、責任逃ればかり考える役員連中、そしてその後の銀行や政府、マスコミの対応に、今の日本がどれ程堕落しているのか、そして、あれから数年たった今、また核廃棄物無問題で揺れている状況を見た時に、喉元過ぎれば…と言われるような事態になっている事を考えると、また同じ過ちが繰り返されていく事を懸念する。本自体は、あまりに長く難しいので途中でやめてしまったが、過去の出来事にしっかり触れていく事は大事だなと改めて感じた。
Posted by ブクログ
原子力発電所の危機管理能力は日本に不在
結局「米国頼り」独立国のレベルではない(148)
これで原子力発電が国策とはおこがましい
無責任極まりない
莫大な国家予算をつぎ込み、原子力の権威・権勢をほしいままにしてきた「専門家」の誰1人責任を取ろうとしない
1945年の敗戦と全く変わらない構図
いま「コロナ」でも同じことが繰り返されようとしている
日本国内の「専門家」というガラパゴスでしか通用しない「専門性」を振りかざして権威を見せかけて済むのは平時だけ。非常時・戦時に求められる「危機対応力」は皆無。
そのお粗末さを見せつけられ、最後の帳尻は国民に。
説明責任が皆無
何かを隠しているか、判断が出来ないんだ(菅首相100)
日本の人事システム(2年ローテーション)が専門家の育成を妨げ、素人集団の無責任指導体制にしてしまった
安倍政権の内閣府集中体制はそれを加速
もはや江戸幕府の末期か、サイパン陥落後の日本政府状態としか言いようがない
Posted by ブクログ
日本の政治に疑問や不満を持っているなら読んでみるといい。
本当にバカなやつらがいろんなことを勝手に決めようとしていることがよくわかる。
マスメディアもバカばっかり。毎日どんどん記事を書かなくちゃいけないから勉強する暇もなくて大変なのは分かるけど、ちょっと考えれば分かるような騙しに引っ掛かるのはやめてくれ。
そうだ、知っているとは思うけど、読売・日経・産経は原発推進派だから、購読している人は読み方に気を付けよう。
で、文句ばっかり言っていても意味がない。俺はどうすればいいのか。
考えた。
原発の仕組みや運用の大変さ、放射能の恐ろしさについて、それを知らない人たちに教えていくことにする。たくさんの事実を。
Posted by ブクログ
最近ではめっきり報道も少なくなったが、それでも「あの日」以来、原発についてずっと考えているつもりだ。最近も参院選で自民党が圧勝するというニュースがあったが、これを機に原発の再稼働が加速するのかなどと、やはり原発の行く末についていろいろ考えさせられる結果であった。しかし、その原発についてであるが、実際はまだ事故処理の最中であり、その原因などもじゅうぶんに検証されたとはいいがたい。いちおう公式の報告書は出たが、その真相についてはわからない部分もまだまだ多いのだ。その理解の一助となるのが、第34回講談社ノンフィクション賞を受賞するなど評価の高い本作である。わたしも事故の真相について知りたい一心で読んでみたが、あれだけ原発事故に関する報道があったにもかかわらず、中身は知らない情報のオンパレードであった。たとえば事故直後、その賠償方法などをめぐって、大手銀行が自己に不利にならないような案を必死でロビイングしていたということは、みなさんご存知だろうか。大手行はひところ法人税を払っていないということでおおきな批判を浴びたが、国民全体が混乱と緊張に包まれていたあの瞬間でさえ保身のために尽力していたのである。保安院や東電といったいわゆる「原子力ムラ」の責任はいまさらいうまでもないが、こういった銀行の動きについてももっと知れ渡るべきだし、糺弾されるべきではないかと思う。もちろん、本作に書かれた内容がかならずしも正確とは限らないし、その検証も一般の読者にはじゅうぶんにできないであろう。しかし、それでもこのような情報を知り、国民で広く共有するということが大切なのではないか。最近は、原発に関する報道が減ったといわれる。わたし自身も、つねに意識の片隅に置いているつもりであるとはいえ、たしかにいちいち沈思黙考するような機会は最近では皆無であるといってよい。だからといって忘れるつもりはないし、また事故の原因などについてもっと理解を深める必要があると感じる。それは個人としてはもちろんだが、国民としても同様ではないか。未曾有の災厄を経験した国民として、「あの日」について意識を深めることはもはや責任といってよい。そういう意味で、本作がもっと広く読まれることを願っている。
Posted by ブクログ
まったくどうしようもない。とにかく救いようがない。
東電、経産省。
組織は人を簡単に駄目にする。
自分や自分の組織の利益を優先するような倫理観が欠如している人がトップに立つのか、
それとも上に上がるにつれて倫理観が欠如して腐っていくのか。
自分の私利私欲で他人に責任を擦り付けて、自分はおいしい思いをしたり、安全なところに逃げたりして恥ずかしくないのだろうか。
結局、この事故を起こした人たちは責任を取らなかった。
未来を担う若者、まだ生まれていない子供たちに責任を丸投げした。
こんなんじゃ、子供たちが日本の将来に夢を持てないのも無理はない。
本当に情けない。自分の厚顔無恥を恥じるべき。
Posted by ブクログ
福島第一原発事故と東京電力、脱原発阻止に暗躍する官僚に迫るドキュメント。文庫化に当たり大幅加筆とのこと。
喉元過ぎれば熱さを忘れるの諺の通り、あの時の悪夢の映像をまるで忘れたかのように原発は再稼働の道へ。果たして日本に未来はあるのかと考えさせられるドキュメントだった。
自分の住む東北地方は内陸部でも東日本大震災発生と同時に停電、まさかそれが一週間も続くとは思わなかった。当然、テレビなど観ることが出来ず、ラジオだけが頼り。何よりも、どの位の被害が発生しているのか、津波の襲った沿岸部に住む両親は無事なのかといった情報を収集することに精一杯だった。
しかも地震の翌日から毎日、会社の復旧に従事し、たまたま会社の自家発電で映っていたテレビで福島第一原発の大爆発の映像を観た時、日本は終わったなと背筋が凍った。ラジオの情報からは福島第一原発が危険な状態になっていることは知っていたが、まさかこれほどの事故になるとは思わなかった。
このドキュメントを読むと福島第一原発で何が起こり、東京電力、政府が如何に無能だったかが解る。そして、同じ誤ちを冒そうとしている…何を信じたらよいのか……
このドキュメントは破滅への序章なのか…
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