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夜の闇に沈むカフェ。かつて愛した男の霊を見たと親友が話しはじめ……(「東京アクアリウム」)。施設に入居する母が実家で過ごす最後の夜(「猫別れ」)。最終の新幹線で会いに行く、父に似たあの人に(「父の手・父の声」)。出会いと別れが日常に波紋を起こし、遠い過去の記憶が裡から静かにあふれだす。珠玉の作品集。
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Posted by ブクログ
「リリー・マルレーン」「風」「二匹の子鬼」「小曲」「モッキンバードの夜」「猫別れ」「父の手、父の声」 8篇が収録された短編集。 小池さんの作品を読んで一番強く感じるのは、読み始めたらたちまち異空間にいる様な錯覚に囚われる事です。 日常から急に別の世界に放り込まれた様な、色合いも空気感も別な次...続きを読む元にいる様な何とも不思議な感覚に陥ります。 どの作品も洗練された無駄の無い言葉で丁寧に叙情豊かに描かれていました。 最後の2篇「猫別れ」「父の手、父の声」は切なくて余韻が残る作品になっています。
女性ならではの嫌らしさや痛みって、いくつになっても変わらないんだな、ということを感じた短編集。 表面上は何でもない日常生活を送っている女性の内面を見たら、こんな感じなのかな、という小説をテンポ良く読めて、楽しめた。
この人の小説はなぜこうも読んでて苦しいのか。たぶん、絶妙な「ありそう感」によって、たやすく自分を登場人物に重ね合わせられるからだろうと思う。特に「猫別れ」はしんどかったし、まみちゃんいい子やんけ・・・!ってなって泣いた。
どの話も余韻を楽しめる、大人の短編集。 ただし、”余韻を楽しめる”ということは、 私的に(良い意味で)中途半端な物語である、 という解釈もできるかな。
東京行きの新幹線を待つ間に京都駅で買った本。 別に東京行きだったから「東京」アクアリウムを選んだわけではない(笑) 小曲が一番印象的だったかな。 あと一歩が踏み出せない、あと一言が伝えられない・・・それで後悔したことが山ほどある。 なんだか自分の心の傷をえぐられたような話だったけど、でも、心に一番...続きを読む残った。
んー、うまい。アラフォー女性の心情がリアルに描かれている。夫、子ども、親、友達、恋愛。それぞれの悩み・葛藤・欲望が短編にまとめられていて、時々自分とシンクしてどきっとさせられる。
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