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いつかは欲しい、でもいつなのかわからない……夫婦生活に満足していた知佳。しかし妹の出産を機に、夫に変化が――「1DKとメロンパン」。毎日を懸命に生きる全ての人へ、手を差し伸べてくれる5つの物語
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Posted by ブクログ
窪先生の読者になって結構長いですが、私の中で凄いと感じたのは今までずっと繰り返しテーマにしてきた生殖に対していくら考えても答えは出ないと言うことが答えなのだと教えてくれた作品だと思います。アカガミは私にとって最も衝撃的な作品でした。こんな世界がやがて来るのではないかと一瞬でも感じたのですから...そ...続きを読むの後はドンドン色々読みましたが答えの出ないテーマを一貫して描いている窪先生自身も答えを探しているんだろうと言う事。でもこの作品を読んで悩んでいる人に安心や励ましを与える事にはなるだろうと感じたのは読んだ人だけなのだから未来は変わるかも...
子供が欲しい、欲しくない、それによって夫婦の考え方も変わってくる。 それに正解も無くて、それに夫婦が悩んでいく所がリアルな感じがしました。 僕もまだ子供がいなくて、夫婦で妊活をしていてこの小説を読んで、それぞれの物語がズシンと来て凄く参考になりました。
読みやすいけど、1つ読み終える毎に余韻に浸ってしまう。家族の在り方、幸せとはなにか、そんなことを思いながら読んだ。
重いテーマなのに、柔らかい文章とお互いを思いやる登場人物たちの優しさに読んでいて心が穏やかになる。 自分も病気で子どもが欲しくても諦めた過去があるので、いろんな人にいろんな角度からそっと心に傷をつけられたことが蘇り嗚咽をあげながら読んでしまった。
結婚したら、子どもをもつものだと思ってた。 穏やかに愛してくれる両親がいれば、 血のつながりなんて関係ないと思ってた。 選択できる未来と、選択できない未来と、選択できなかった過去、各短編の登場人物たちが明確な“期日”を前に思いを巡らせる。 ハッピーな結末で締めくくられた篇はない。 「今」で終わる...続きを読む物語たち。 とても、よかった。
自分のこれからの生き方を考え直すいい機会になった。 大体こんな感じになるんやろうな〜と思っていた人生じゃなくても良くて、選択肢はたくさんあって、その選択肢を一緒に選びたいと思える人と一緒に生きていきたいと思った。 どうしても人と比べてしまいがちだけど、人生に正解はない。 人に自分が正解だと思い込んで...続きを読むいることを押し付けるのはお門違い。
子供がいる未来か、いない未来か。 手探りで選択しつつある夫婦の形。 5編の家族。 解説は渡辺ペコさん。渡辺さんのコミックも「1122」「にこたま」等、いつも夫婦の形を考えさせる素敵な作品が多い。 窪さんと渡辺さんは、テーマが似ているのかなと思う。 “子を生す、持つ” “家族を作る” ご自身も答えを...続きを読む探しながら書いている。 しかも まだ納得も理解もしていないとのこと。 短編ですが、5編とも、子供を持つことに対してしっかり考える。子供だけが、人生の糧でないことも考える。すれ違う気持ちも大切にする。 そして、それぞれの家族のみらいを読者に委ねる。 ただね、こんなに考えちゃったら、家族を持つ事が不安になってしまいそうではあるねえ。
子どもがいる未来といない未来、妊活するかしないか、さらには、養子縁組みするかしないか、いろんな家族の形がある中で悩んだり支えあったりする人たちを描く短編集。夫婦のあり方、家族のあり方を考えさせられる。 妊活がうまくいかないときに、どちらかが傷ついたり夫婦関係がギクシャクしたりすること、子どもが嫌い...続きを読むでも、堂々とそれを言うことは憚られる社会の空気、職場で産休・育休を取る人がいると、その周辺に業務負担がかかりがちだが、それについて不満を言えない会社の雰囲気、 SNSでやたらと子どもの写真をアップする親も多いが、それにより静かに傷つく人もいることなど、共感することしきり。 そんな微妙な問題を描きながらも、それを乗り越えるのもまた家族の力だと感じさせてくれる窪美澄さんのストーリーが絶妙。
子どもがほしい夫とそれを強く望まない妻や子どもが大嫌いな女性、子どもを亡くした男性などが主人公の、子どもに纏わる短編集。子どもがほしいと夫にお願いされても、妊娠から子育ても含めて負担がかかるのは女性の方なので、踏み切れない気持ちもわかるし無理しなくて良いと思う。産んでみてやっぱり無理でした、では済...続きを読むまない。『無花果のレジデンス』にあった妊活プレッシャーは夫と妻どちらの気持ちにも共感できる。望む人の元にすんなり来てくれるシステムだったらいいのに。『私は子どもが大嫌い』が1番好きだった。どんな価値観の人にも、その人の選択によって幸せな未来が訪れますように。
産んでみたかったけど、産めなかった私。 産む年齢にいる人も色々と苦しみがある、そう感じさせてくれるストーリーでした。
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