DX進化論 つながりがリブートされた世界の先

DX進化論 つながりがリブートされた世界の先

1,650円 (税込)

8pt

3.2

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【これからの社会、ビジネスの未来が見える必読書】

「消費」「資本主義」「国家」が変化する中、私たちの「武器」になるのは何か。

コロナ禍により、人と人のつながり方や社会のあり方が問われている今、データの適切な活用こそ、多様な価値観を受け入れあいながら、豊かに生きることを支える原動力となる。多元的な価値や意味性を内包していく複数のレイヤーで再構成される社会、そこでは公、共、私の掛け合わせによる多元的な社会契約が必要になっていく。
わたしたちの消費や資本主義、そして国はどのように変わっていくのか。
これからの社会、ビジネスの未来をテーマに気鋭の著者が繰り広げる「未来をハック」する書。

「自分たちで世界に手を伸ばしながら、共につながり方をデザインできる未来へ」

〈本書の内容〉
はじめに:DXが本当に変革するものとは?
「つながりすぎた先にある、本当の変化―暗いトンネルを抜けて見えるもの」
Chapter1:DXは世界をどう変えたのか
Chapter2:私たちはネットの中でつながっている
Chapter3:「生きる」をリ・デザインする
Chapter4:世界はどこに向かうのか
Last Chapter:「進化するDX」後の世界

〈「はじめに」より抜粋〉
新型コロナウイルスによりリアルが分断され、オンライン・仮想空間への強制シフトが進む一方、プライバシーやデータなど、つながりすぎたことへの不安や恐怖が増し、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンドットコム、マイクロソフト)とよばれる巨大ITプレイヤーと国は対策の中でせめぎ合いを展開しています。
ただ、私たちに「つながらない」状態に戻るという選択肢はあるのでしょうか?
つながり続けることを選択した時に、我々の社会は、基盤となる資本主義などルールは、何より人はどこに向かうのでしょうか?
コロナによる強制的ともいえるオンラインでのつながりシフトへの混乱、つながりの加速によるプライバシーへの不安、このトンネルの先には、果たして明るい未来があるのでしょうか?
本書は「ある」と信じている3人が見ている未来を交錯させたもので、「つながりすぎた先にある、本当の変化」を浮き彫りにしていきます。

〈著者プロフィール〉
尾原和啓(おばら かずひろ)
1970 年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、NTT ドコモの i モード事業立ち上げ支援、リクルート(2回)、ケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、コーポレイトディレクション、サイバード、電子金券開発、オプト、 Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。著書に『アフターデジタル』(共著、日経BP)、『ITビジネスの原理』(NHK出版)、『モチベーション革命』(幻冬舎 NewsPicks book)、『プロセスエコノミー』(幻冬舎)など多数。山口周氏との共著に『仮想空間シフト』(MdN新書)がある。

宮田裕章(みやた ひろあき)
1978 年生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業。慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授。専門はデータサイエンス、科学方法論。2003年、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了。同分野保健学博士(論文)。2015年より現職。専門医制度と連携した NCD、LINE×厚生労働省「新型コロナ対策のための全国調査」など、科学を駆使し社会変革を目指す研究を行う。 2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーのほか、厚生労働省 保健医療2035 策定懇談会構成員、厚生労働省 データヘルス改革推進本部アドバイザリーボードメンバーなど。著書に『共鳴する未来』(河出新書)、『データ立国論』(PHP新書)がある。

山口周(やまぐち しゅう)
1970 年生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修士課程修了。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリーヘイグループ等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発に従事。現在、株式会社ライプニッツ代表、株式会社中川政七商店、株式会社モバイルファクトリー社外取締役。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞 2018 準大賞、HRアワード2018 最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)、『自由になるための技術』 リベラルアーツ(講談社)などがある。

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DX進化論 つながりがリブートされた世界の先 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    DXとはなんぞやを知りたくて読み始めたが、いい意味で脱線が多かった。豊富な事例が出てきて、「そんなことがあるんだ」「そういう考え方もできるんだ」と目からウロコが出っぱなしだった。個人的に面白かったのは、P191の人的資本、社会資本、金融資本の話と、繰り返し語られる、日本の中で地域によって社会システム

    0
    2021年10月31日

    Posted by ブクログ

    デジタル技術によって「最大多数の最大幸福」ではなく「最大多様の最大幸福」を目指すことが可能になってきている。相互の評価が参照可能な形で残るDiDiやUber Eatsのような仕組みにより誠実な行動が促進される社会になってきている。
    そうしたテクノロジーに社会の方が追い付いていないこととして、GDPを

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    互いに気を遣ってき、深い掘り下げや反論が無いため論理が薄く広く、一般論的な見解のお披露目といった鼎談。そんな中にも気になるテーマが幾つかあって、面白い着眼点だなと思った。

    例えば、「一回性」の話。観光地の誤謬のように、継続的な活用が担保されなければ、一度きりの利用者に対してサービスの質が低くなって

    0
    2022年09月07日

    Posted by ブクログ

    最近多方面でご活躍の3人による対談集。

    テーマは、タイトルから推察するに「DX」かと思って読んでいましたが、
    若干ズレているような気がしてなりません。。
    どちらかというと将来の未来構想について、3人(ときどき一人増えて4人)で議論しているのが、
    本になったという感じ。
    よくよくタイトルを見ると、D

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    3人それぞれに、さりげなくウンチクを混ぜた発言をしていて、それはそれでフックは効いているかな。でも、鼎談全体を読んだ感じは、やや散漫でまとまりを欠いているように思います。
    全体を総括するとすれば・・・、DXは、人と人の繋がりや知識の活用についての、空間と時間の壁を低くしてくれるので、多様性に富んだ一

    0
    2021年10月10日

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