共犯者

共犯者

1,870円 (税込)

9pt

3.5

お前は、誰を守ろうとしてるんだ?

迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。
ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。
その罪は赦されるか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。

岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。

カバーイラスト/三部けい

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共犯者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    うーん、これまで読んだものより、何故だろう?スピード感?ストーリー?テーマ?わからないが、いつもの面白さは無かった気がする。
    比較しなければこれはこれでそこそこ面白いのだけれど。
    酷なこと言えば、最後にダラダラとなんだか後出しジャンケンみたいに、ドヤ顔した台詞たちが並んでいるように思えた。

    0
    2023年05月26日

    Posted by ブクログ

    2021-12-169
    この作者のこれまでのカラッとしたユーモアも感じられる作品とは違って、血縁とか家族とかに焦点を当ててちょっと重い感じ。長編になったからかもしれんけどちょっと物語がバラけて集中力が続かない。主役を明確にした方が良かったのかも。次作に期待です。

    0
    2021年12月29日

    Posted by ブクログ

    終盤にかけてどんどん引き込まれた。

    主人公が警察ではなくゴシップ記者なので、犯人の追い込み方が新鮮でもあり、捜査どうなってんの?という思いもあるけど、とにかく個人的には色々目新しかった。

    0
    2021年12月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々の三羽省吾は、勢いノリノリ系じゃなく、社会派ミステリー系の小説。岐阜の山奥で発見された死体遺棄事件を追う三流週刊誌の記者宮治。独特の嗅覚で「何かある」と感じた宮治はこの事件を執拗に追ううちに、兄弟と家族を巻き込んだ真相に迫っていく。ミステリーと書いたが、核心は兄弟妹や家族の在り方を問うところ。犯

    0
    2024年04月05日

共犯者 の詳細情報

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