ぼくらは夜にしか会わなかった

ぼくらは夜にしか会わなかった

737円 (税込)

3pt

3.4

天文台の赤道儀室で「幽霊」を見たと言う早川美沙子と、ぼくら級友は夜の雑木林へ出かけた。だが「幽霊」は現れなかった。彼女は目立ちたがり屋の嘘つきだと言われ、学校で浮いてしまう。怯えながらぎこちなく微笑む彼女に、心の底から笑ってほしくてぼくはある嘘をついた―。(表題作)そっとあなたの居場所を照らしてくれる、輝く星のように優しい純愛小説集。

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ぼくらは夜にしか会わなかった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    余韻がすごいお話。気づくと涙が零れましたがなんとか読み切りました。綺麗な言葉がたくさんちりばめられていて素敵。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    ある種の、生きづらさを抱えてそれぞれ互いに行き着いたカップルたちの、再生だったり、終焉だったり、希望だったりを綴っている。
    短編集でひとつひとつ独立した話だけれど、すべてが綺麗で神秘的な物語。
    周囲に同調しにくい、過剰で、敏感な、隠れているけれど一定数必ず存在している、小さな仲間のような人たち。

    0
    2017年12月28日

    Posted by ブクログ

    6つの物語からなる短編小説

    男女の儚げない心情を詩的な言葉で情景豊かに描かれた、研ぎ澄まされた純愛小説のよう。

    だれかを好きになって、愛して、自分の中に芽生えた感情が、物語の中にも存在していて既視感を覚える。

    0
    2022年06月01日

    Posted by ブクログ

    全6編の短編.純愛,誰しもが一度は経験する掛けがえのない記憶.懐かしさが甦る.全編を通して詩的な語り口に酔いつつも,感情移入し難いと感じる場面もあった.
    以下あらすじ(背表紙より)
    天文台の赤道儀室で「幽霊」を見たと言う早川美沙子と、ぼくら級友は夜の雑木林へ出かけた。だが「幽霊」は現れなかった。彼女

    0
    2015年05月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    6篇からなる短編集。

    1篇目、2篇目、3篇目と読んだところで これは連作短編?かと思い登場人物を確認したが まったく別の人物なのがわかり 考えたら舞台となる場所が同じではないかということに気付いた。

    そいういうことが分かりにくいくらい物語がベールに包まれている感じや、SF的な要素も入っているLo

    0
    2023年07月29日

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