文豪怪奇コレクション 耽美と憧憬の泉鏡花 〈小説篇〉

文豪怪奇コレクション 耽美と憧憬の泉鏡花 〈小説篇〉

935円 (税込)

4pt

4.5

明治・大正・昭和の三代にわたり、日本の怪奇幻想文学史に不滅の偉業を打ち立てた、不世出の幻想文学者・泉鏡花。本書は、鏡花が遺した名作佳品の中から、なぜかこれまで文庫化されていなかった作品群──とりわけ恐怖と戦慄と憧憬に満ちた怪異譚を蒐めた。闇に明滅する螢火を思わせる「女怪幻想」の数々は、読者を妖しき異界へと誘うことだろう。

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文豪怪奇コレクション のシリーズ作品

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  • 文豪怪奇コレクション 幻想と怪奇の夏目漱石
    836円 (税込)
    いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには今回初めて文庫化される怪奇俳句や怪奇新大詩まで、漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮! 怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。
  • 文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩
    902円 (税込)
    日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を文庫初収録!
  • 文豪怪奇コレクション 恐怖と哀愁の内田百閒
    825円 (税込)
    夏目漱石、江戸川乱歩に続く、〈文豪怪奇コレクション〉の第三弾。漱石に学び、芥川龍之介と親交を結び、三島由紀夫らにより絶讃された、天性の文人。日本語の粋を極めたその文学世界は、幻想文学の一極北として、今もなお多くの読者を魅了してやまない。史上最恐の怪談作家が遺した、いちばん怖い話のアンソロジー。幽暗な魅力にあふれる百閒幻想文学の作品が満載の一冊。
  • 文豪怪奇コレクション 耽美と憧憬の泉鏡花 〈小説篇〉
    935円 (税込)
    明治・大正・昭和の三代にわたり、日本の怪奇幻想文学史に不滅の偉業を打ち立てた、不世出の幻想文学者・泉鏡花。本書は、鏡花が遺した名作佳品の中から、なぜかこれまで文庫化されていなかった作品群──とりわけ恐怖と戦慄と憧憬に満ちた怪異譚を蒐めた。闇に明滅する螢火を思わせる「女怪幻想」の数々は、読者を妖しき異界へと誘うことだろう。
  • 文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花 〈戯曲篇〉
    1,100円 (税込)
    異界の美男美女が乱舞する鏡花戯曲の三大名作──「天守物語」「夜叉ケ池」「海神別荘」に加えて、友人の独文学者・登張竹風と共訳した初期の珍しい佳品「沈鐘」(ハウプトマン原作)、非業の死を遂げた〈お友達〉たちの秘密が明かされる「多神教」、吉原大火の記憶を池の蛙と緋鯉が語り合う「池の声」、三島由紀夫と澁澤龍彥を熱狂させた晩年の「山吹」、幽霊劇の極致「お忍び」を収録。日本文学の頂点を極める、必読の名作ばかりを蒐めた、不朽の一巻。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

文豪怪奇コレクション 耽美と憧憬の泉鏡花 〈小説篇〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怖かったです。
    これまで鏡花を読む時は、悲しくて悔しくてしゃくりあげるほど泣いたり、気持ち悪すぎて読むのをやめたりすることもありましたが、これはそういうものだ、と腹をくくって距離をとって読んだので読めました。高野聖読める人すごいよな。私まだ無理かも。
    狸が子供を化かすくだりと蟹が美味しい話が可愛らし

    0
    2022年12月26日

    Posted by ブクログ

    文庫化されていない作品を本の形で読めるのはよかったが、注釈がないスタイルはよくないのではないかと思いました。鏡花好きな人だとしても、全部の単語がわかっているわけでもないだろうし、鏡花はじめあの時代の本・文化は初めて手に取りますといった人にはだいぶ分かりづらい本になっている。

    作品の内容自体は、鳥肌

    0
    2023年02月12日

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