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外交のカリスマ、いざ政争へ 盟友・龍馬の死と不遇の青年時代を乗り越え、近代日本を創った男の怒涛の前半生を描く! 陸奥宗光の生涯を通じての行動は、前途を塞ぐ不正な権力を打破することであった。 宗光は、父・宗広から受け継いだ非凡な知能と先見性を武器に、政争に敗れた父の仇を討つべく、勉学に励みながらも尊王攘夷運動に没頭し、やがて海軍熟で学ぶと、その後は海援隊で活躍する。 しかし、坂本龍馬の暗殺によって唯一の後ろ盾を失ってしまい、窮地に陥るが……。
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Posted by ブクログ
陸奥宗光と言ったら小村寿太郎と共に維新後の日本の名外交官と言う理解。それ以上深い事は知らなかった。たまたま本書を手に取り読み進める。上巻は何かあんまり陸奥の事は出てこないような。終盤は出てきたかな。立志社の政府転覆計画に連座したという事で拘束され、5年間だったかな、牢屋に入れられたんだな。しかし明治...続きを読む維新からどうやって政府が出来たか、廃藩置県などがあり、武士が武士でなくなり、平民と同じ扱いになり、職も失い、すごい時代だよな。大転換が起こったのだから今の比じゃないな。そう言う社会が落ち着いていくまではやはり時間も掛かるし色々な事が起きる。でも大久保が暗殺されて伊藤博文が台頭して彼にまた活躍の場が巡ってくるってやはりそう言う運命だったんだよなと思わざるを得ない。結果論なんだろうけど。紀州藩の偉い人の息子だったけど、お父様が失脚して荒波に出て行って、坂本龍馬や土佐藩の人と出会って、もちろん資質が高かったから活躍したんだろうけど、時代の変わり目で運も良かったんだろうな。下巻も楽しみ。
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