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●覇権国アメリカの時代は2050年に終わる●悪魔に変貌した中国が目指す海洋進出戦略●朝鮮半島──侵略され続けた国家の宿命●インドの台頭は世界をどう変えるのか●アフリカの大地で行なわれた米ソの代理戦争とは……。駿台予備学校・世界史科講師にして大人気ブロガーの著者が、世界を9ブロックに分けて分かりやすく解説した目からウロコの画期的1冊!
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Posted by ブクログ
世界の成り立ちを含め情勢までの変遷がわかる1冊。とても興味深い内容でした。ランドパワーとシーパワーから昨今のロシアと中国の動きは何故そうなっているのか。イスラエルとパレスチナの起こりは最近のニュースでも聞くようなことに付随する知見が得られました。アフリカ大陸の奴隷は西アフリカの中央アフリカ進出のため...続きを読むものなどの無学なため知らなかったことなどを学べ有意義でした。
面白い。 世界史はずいぶん前受験生時代に選択から外した。その頃は暗記することが勉強だと思っていました。外国人の名前や年号がどうしても覚えられず(今も外国の小説は登場人物の名前や関係がこんがらがって苦手)パスしてしまった。 でも茂木誠先生の本を読んだり、YouTube観てるとその時代にどうゆう背景があ...続きを読むって指導者がどのように行動したかが分かる。それが今を生きる私たちが参考にすべきことなのだと思うようになった。
ランドパワーとシーパワーを軸に論理的に説明されている。征服するかしないかの歴史で、日本がいかに平和ボケしているのかがよくわかる。
比較的理解しやすいアジアの地政学から入り、徐々に全世界に展開していく構成で読みやすい。 地政学と世界史、繋がりが非常に理解しやすかった。 以下学び ・地政学上では、国家は英米、日本などのシーパワーとソ連、中国などのランドパワーに大別される。この観点で冷戦や代理戦争などを見ると理解が容易。 ・境遇が...続きを読む似ている国もある。朝鮮、ギリシアなどの半島国家は付け根の強国に命運を左右されがち。日本、トルコは急激な西洋化に苦しんだがその後は成功。 ・拉致問題、領土問題はそれ単体では決して解決しない。二国間の関係性ではなく、他国の情勢が変化した際に初めて機が生まれる。
これまでは、歴史を学ぶとき、現代と切り離されたストーリーを見ているような気持ちがどこかあった。本書を読んで、現在は過去から淀みなく続いてきた流れの延長線上にあること、また、現在も世界は強国同士の生存競争の真っ只中にあることを思い知らされた。これは、地政学という視点で見たからこそ得られた学びだと思う。...続きを読む人類(国家)の行動は地理的要因に強く影響されるから、同じような条件がそろえば、異なる地域・異なる年代でも似たような出来事が起こる。「歴史に学ぶ」の意味をやっと理解できた気がする。
世界史をこれまでまともに勉強してこなかった身としては、根強く残る世界中の諸課題の背景について、少し理解できたような気がした。また、著者は世界情勢に対して強い問題意識・危機感(特に日本に対してかな?)を持っており、本書では著者の考えや解釈が強く主張されているように感じた。「◯◯は△△という国のやり方だ...続きを読む」といった表現など引っかかる箇所はあったが、そのような主張をされる根拠も説明されていたので、確かにそう言えなくもないかもなとは思った。「無責任な平和主義が国際紛争を抑止するどころか増長させることも、国際社会の現実なのです。」(p.193)という一文は一番印象的であった。歴史認識は人によっても異なってくると思うので、他の著者の文献とも読み比べたいと思う。
・そもそも世界地理に疎い人間だったので、現在の世界地図と照らし合わせながら読み進めていった。その国が今そこにある歴史的背景や必然を感じながら、要所となる地名や位置関係などを自分の中でイメージすることができるようになった。 ・日本について個別に説明する章はないが、各国の章の随所に日本との関係性や、日本...続きを読むの出来事で例えるとこう、という例を挙げてくれていて、遠い他所のエリアでも同じ法則で同じようなことが起きているんだなと実感することができた。市民一般的な価値観がいかに理想主義史観であったか思い知らされ、これからはリアリズム的に冷徹に世界を眺めなければという危機感を与えてくれた。 ・地政学と言っても体系化された学問というより、主要国家たちをランドパワー、シーパワーと大きく括って歴史の大まかな流れを掴もうという一つの視点なんだなと感じた。宗教とかリーダーがだれかとかも複雑に絡んでくるので、地政学が分かったからといって近未来が読めるようになるわけでもないのだなと思いつつ、まさに戦略のための実学として自分の頭で考えるヒントとなる視点を得られたと思う。これからのニュースを見聞きする際には、各国の動きの背景にある思惑まで思いを巡らせてみようと思う。
「世界平和」を願いたいが、世界各地の問題はそう簡単に解決はできないと実感させられる。だからこそ、地政学を学んで対処していくことが必要なのだと感じた。
かつてタブーとされた血なまぐさい暴力的な外交姿勢を前提とした地政学的見地を元に世界を俯瞰した本書。 地政学という徹底したリアリズムの世界では人道主義の入る隙はなく、あるのは地理的制約条件と如何にパイを取るかという苛烈な弱肉強食の論理だけ。 そんな前提でこんなグローバル社会が動いているわけないじゃ...続きを読むないか。社会は進歩したんだ。と言いたいところだが、 残念ながらこれだけグローバル企業が世界を股に掛けるようになっても、ある国家の指導者が戦争意志を固めて実行してしまえば、世界はその吹き荒れる暴力の嵐に右往左往するしかないというのは2022年現在、肌で感じることだ。 そんな出来れば考えたくない残酷な世界観だが、そういう思考で動く国がある限り、現実的に平和を保つために、こういう学問を学ぶことは重要だと思う。 とは言え、本書は地政学云々以外にも世界史の読み物としてもとても面白く書かれている。 また世界中の地域の紛争の歴史とその背景的意味が描かれていて理解が深まりやすい。 主要な地域は以下。 ・アメリカ大陸 ・中国 ・朝鮮半島 ・東南アジア ・インド、南アジア ・ロシア ・ヨーロッパ ・中東湾岸地域 ・トルコ、西アジア ・アフリカ なぜ、この国ではこんな状態になっているのだろう?とか、なぜこの国はこんな風に振舞うのか?なんでこんなわけのわからん事を言うのか?という疑問に対して概ね答えが出せるという良書。 本書を読んで一番面白かったのは、日本が世界史を語るうえで果たした役割について。 学校教育では国内の歴史に言及するばかりで、世界への影響に語られることはほとんど無かったが。 実は日本は世界史上でわけのわからん事をして、既定路線の秩序をぐちゃぐちゃにする存在としてよく存在する。 遥か昔の倭寇に始まり、秀吉の朝鮮出兵は当時の中国王朝滅亡の引き金になった。 日清戦争でも清王朝に止めを刺して、日露戦争では根本的に世界のパワーバランスを覆し、ロシア帝国滅亡の遠因を作った。 その後の日中戦争では、国共内戦を図らずも止めてしまい共産党が生き残る一因を作った。 その後の南下政策では、次々と東南アジアの列強支配を覆し、これも戦後の各国家独立の礎となっている。 面白い本でした。
歴史的な背景と地政学を絡めて学ぶことができる。 歴史の要所を地政学的な切り口で解説されている本。 我々が学んできた世界史の教科書では学べなかった、リアリズム的な視点で歴史をみることができる。 やはり世界は大国の視点、思惑や都合で動いているのが地政学的な切り口。ところどころで、北方領土問題について...続きを読むの、著者の解決に向けた提言などあり、興味深く読めた。
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