青年・渋沢栄一の欧州体験

青年・渋沢栄一の欧州体験

946円 (税込)

4pt

3.5

近年再評価の進む渋沢栄一だが、後年、彼が成し遂げた数々の経済・金融改革の原点には、徳川慶喜の名代としてパリ万博へ向かう徳川昭武の付き添いとしてフランスに赴いた時の一年半にわたる欧州留学体験があった。ここで彼は何を体験し、それは維新政府の国づくりにどう影響したのか。また彼の経済道徳合一主義と、どうかかわっているのか。岩倉使節団の研究で名高い著者が、その現代的意義を探る。

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青年・渋沢栄一の欧州体験 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    幕府の立場でのヨーロッパ渡航ながら金融と株式会社の本質を見抜き、それを明治の日本でしっかり実現させた渋沢の実行力を、本書では論語の思想と絡めてきれいにまとめられており、とても読み易かった。

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    "国の代表として、徳川慶喜の弟昭武氏を公使とする遣欧使節団の随行を命じられ、欧州の旅に出かける。
    現地で資金調達もしつつ、日本国内でも明治維新へと進む中、使節団の維持にも苦労があったことがよくわかる。
    この経験が銀行業務を営むにあたり役に立っている。"

    0
    2018年11月25日

    Posted by ブクログ

    かなり中身の濃い人生を送った渋沢さんですが、何より欧州での留学が一番の実りであったとご本人も自負していらっしゃいます。
    その留学時代に重点を置いた本で、簡潔に分かりやすく書いてるので、読みやすい!

    新しい出会いと発見が『日本資本主義の父』といわれるまでに成長を遂げるのですね!

    渋沢さんは本当に苦

    0
    2011年09月12日

    Posted by ブクログ

    日本資本主義の父、渋沢栄一の青年時代における欧州留学を追った本。500以上の企業を起業した日本の偉人が、人生で一番影響を受けたという青年期の欧州留学を、渋沢栄一の当時の日記を基に紐解いていく。
    まず何よりも衝撃を受けたのが、渋沢栄一の使う日本語の美しさ(難しさ。笑)、漢字を辞書で調べるのは久々の経験

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    今や、日本を代表する企業をいくつも創業した、この人もやはり●●●の人ですね。多くの偉人(企業系)に共通する要素かなと思います。

    0
    2011年03月05日

    Posted by ブクログ

    渋沢栄一という人物自体の知識がない私です。
    すごい人だったんだなぁといまさらながら知った次第です。

    同じものをみても、感じること、吸収することが人によって違います。
    また、学んだ事を自分の行動に反映できるかどうかも能力です。
    このレビューの稚拙さも、また自分の能力のなさを現してしまいます。

    渋沢

    0
    2011年02月26日

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