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【新書大賞2013第4位】 日本経団連の調査によると、日本企業の人事担当者が新卒採用にあたってもっとも重視している能力は、「語学力」ではなく、「コミュニケーション能力」です。ところが、その「コミュニケーション能力」とは何を指すのか、満足に答えられる人はきわめて稀であるというのが、実態ではないでしょうか。わかりあう、察しあう社会が中途半端に崩れていきつつある今、「コミュニケーション能力」とは何なのか、その答えを探し求めます。(講談社現代新書)
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年03月02日
数年ぶりの再読。いま改めて読んで本当に良かった。この本好きだな。仕事で受ける社内のウザったい問い合わせに対しても優しくなれる。結局これって対話のプロセスなんだ。対話のプロセスを辿るってことはすなわちその前提に違う価値観とか背景があるということ。別に以心伝心にわかりあえなくていい。わかりあう必要もない...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月29日
6年ほど前に読んだかな?確か。
20代に読んだ当時、結構、新鮮な気づきと価値観を貰えた気がした。
人とのコミュニケーションって分かりあうためにするもの、もしくは分かり合っている前提で、信頼の下で、通わすものだと読む前は思っていた。
けれど、他人は自分と同じ経験はどんな人にも成し得ない。
想像を働...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月08日
社会人になって、読書って、なにかを学ぶってこんなに楽しいんだ、と思った本。aha! 体験の連続だった。
学校などの教育現場、採用、社員研修の場などで、若者のコミュニケーション能力をどうにかしなければ〜などと言っている人がいたら、まずこれを読んでほしい。日本社会でのダブルバインド、子どもの数が減り、ひ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月05日
■日本の教育の「ダブルバインド」
「学力は優秀だがコミュニケーション能力に劣る」。そんな話をよく聞くし、実際にそう思える生徒と接することも多くなった。日本では、表現教育、コミュニケーション教育が盛んに行われているらしいにもかかわらず、それが苦手な人が目立つ。そして、その理由は実はさまざまだそうだが...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月23日
<概要>
・多様性のなかでわかりあうために「対話力」を身に付ける。
・グローバル化・男女平等の時代には、対話の言葉の確立を。
・日本人はこれからどんどんバラバラになる。
・人と人はわかりあえないそこからスタートする。
<アクションプラン>
・平田オリザの別の著書も気になった → 『下り坂をそろそろと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月03日
韓国と日本の食事の時の違いや靴を玄関で脱ぐ時の文化の違いなど知らなかったので勉強になりました。
ボウリングに行こうよという台詞を劇作家が書くということは、ボウリングに行くことが大事なわけではない。台詞の発話者と、その相手が、ボウリングに行こうよと言いあう間柄であるということを、劇作家は客席に伝えた...続きを読む
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