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捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。とはいっても、オフィスは窓もない地下室、部下はシリア系の変人アサドの一人だけだったが。未解決の重大事件を専門に扱う「特捜部Q」は、こうして誕生した。まずは自殺と片付けられていた女性議員失踪事件の再調査に着手したが、次々と驚きの新事実が明らかに!
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先が読めなく最後まで楽しめた
殺し方や、犯行の動機が変わっていてラストまで先が読めず一気に読んでしまった。主人公のキャラは最初不快だったが、読み終える頃には好きになっていた。シリーズ化してるようなので、さっそく次の『特捜部Q』を読もうと思う。
Posted by ブクログ
署内の鼻つまみ者カールを追いやるために新設されたような、未解決事件を扱う特捜部Q。その最初の事件は5年前の女性議員失踪事件。部下を1人は死なせ、1人は全身付随にしてしまいPTSDに苦しむカールが、癖の強い謎多きアサドとジワジワ手がかりを増やしていく過程と、極限状態に監禁されたミレーデの壮絶な5年間の...続きを読む章が交互に展開される。かなりエグい監禁生活の緊張感は凄まじい。歯痛は特にねぇ… ハーディとの関係やアサドとのバディ、シリーズの今後が楽しみ。
さあ、デンマークのコペンハーゲンで、ドラマが始まります。 「特捜部Q」は「ミレニアム」とともに北欧ミステリーの代表ともいえるシリーズ ともに映像化され、北欧の深い森と霧、過酷で静寂な自然とは相反する壮絶な事件の物語。 『檻の中の女』はその第一作 荒削りなストーリーで突っ込みどころ満載でも、こんな...続きを読むにオモシロイと感じるのは、やはり主人公となるカールやその相棒、その他の登場人物の魅力に尽きる。 事件は2007年と2002年の出来事が並行して語られて、徐々に一つの点へ進んでいく……とてもドラマティックな演出で、読み進めるとどんどん映像化が進んでいく。 シリーズを通して主な登場人物となる刑事カールやアシスタントのアサドが、さっそく個性を振りまきながら事件にぶつかっていく。 さあ、特捜部Qの始まりです!
鬼★5 数年前に発生した女性政治家の失踪、厄介者刑事が再捜査を始めると… #特捜部Q #檻の中の女 ■きっと読みたくなるレビュー 強烈な警察小説、これは面白い★5 名作シリーズとは知ってましたが、控えめに言ってやっぱり凄かった。 まずプロットが出来すぎ。 鬱屈とした事件だし、全編通して暗く寒いイ...続きを読むメージで物語が展開していく。しかも刑事同志の醜い争いや、政治の駆け引き描写も多く、まぁ読んでてストレスがたまるんですよ。 しかしながら、少しずつ事件のほころびが見えてきたり、敵を言い負かしたり、犯人に近づいていく展開がたまらなすぎ! 特に後半の怒涛の展開は、マジで徹夜で読むことになりかねない。 そしてなんといってもキャラクターが濃すぎ。 人間性、関係性、過去の出来事や背景、人種、性別、社会性、宗教などなど。これでもかっていうくらいキャラの完成度が高くて濃密なんです。 特に主人公カールなんかは、今にも匂ってきそう。 刑事の信念や拘りがあり、やたら他人を信じない偏屈者、美女に弱いという下衆っぷりもイイ。相棒のアサドも怪しさと切れ者っぷりが満点だし最高。 サスペンスの描写も良く書けてるんですよ。 被害者の不安な心情、必死さ、諦めが手に取るように伝わってくるんですよ…これは強烈だし、めっちゃ怖い。 読み応えたっぷりの警察小説ですね。ミステリー好きは絶対読んでおきたいシリーズだと思いました! ■推しポイント 人生、どんなきっかけで、どんなことが起こるか分からない。 それでも自身ができる環境で、自身ができることだけでいいから、精一杯の努力をするようにしたいですね。 大切な人はそんなあなたを見てくれていて、最後には微笑んでくれるでしょう。 人生、辛いことも多いですが、前向きに歩いていきたいですね。
「ユッシ・エーズラ・オールスン」の長篇ミステリー作品『特捜部Q ―檻の中の女― (原題:Kvinden i buret、英題:The Keeper of Lost Causes)』を読みました。 「サラ・ブレーデル」に続きデンマークの作家… 北欧ミステリが続いています。 -----story--...続きを読む----------- 捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事「カール・マーク」は新設部署の統率を命じられた。 とはいってもオフィスは窓もない地下室、部下はシリア系の変人「アサド」の一人だけだったが。 未解決の重大事件を専門に扱う「特捜部Q」は、こうして誕生した。 まずは自殺と片付けられていた女性議員失踪事件の再調査に着手したが、次々と驚きの新事実が明らかに! デンマーク発の警察小説シリーズ第一弾。 ----------------------- 未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察「特捜部Q」シリーズの第1作、、、 期待して読んだのですが、期待を超える面白さ… 600ページ近いボリュームでしたが、愉しく読めたので、一気に読み終わっちゃいました。 コペンハーゲン警察の「カール・マーク警部補」は、2か月前の捜査中に部下一人を亡くし、もう一人は半身不随となり、自らも銃弾に倒れて入院… 復帰を果たしたものの職務に対する情熱を失い、その反抗的な態度が職場で煙たがられていた、、、 そんな中、過去に未解決のまま放置されている重大事件を専門に扱う「特捜部Q」が設立されることになり、厄介払いとして「カール」が責任者役を押し付けられる… 警察内部にとって「特捜部Q」は、殺人捜査課全体の予算を拡充するための目的でもあり、体よく「カール」を左遷する先でもあった。 暗い地下室で事務所を構え、捜査員は「カール」と助手の「アサド」だけ… しかも「カール」は警官ではなく、デンマーク語すら怪しいシリア系の奇人変人だった、、、 二人とも、謎の過去を持っており不透明な性格なのですが、これがまたまた魅力的… しかも、頭の回転が良く、コンビの相性も意外と良くて、二人が協力して地道に真相に近付く展開が愉しめましたね。 当初、全くやる気のない「カール」でしたが、、、 「カール」が与えたヒントから、「アサド」が調査・推理を進め、当時判明していなかった新事実が明らかになるにつれて、徐々に事件解決に向けて興味を感じ… いつの間にか情熱を傾けて事件解決にあたる展開も、テンポが良くて好感が持てました。 そして、並行して登場する女性議員「ミレーデ・ルンゴー」の過去から現在に至る物語、、、 少女時代に交通事故で両親を失い、弟「ウフェ」は障害を抱え、「ウフェ」との生活を続けながら、議員として成功を手にしようとした矢先に失踪… 自殺か事故死と思われたが、謎の人物(家族)に特殊な方法で長年に亘り監禁されていた。 監禁された動機が判明したときは、衝撃的でしたねぇ… しかし、それにしても、その報復方法は残忍極まりない、、、 その事件の捜査を進め、徐々に核心に近付く「カール」と「アサド」… 二つの物語が交差したとき、これまでの伏線が全て繋がり事実が判明しますが、「ミレーデ」を救出するには、特殊技術を使用した救出方法が必要だった。 結果的には「カール」と「アサド」の事件解決に向けた執念と知識、経験、機転が活かされ、無事に救出できたのですが、、、 終盤はドキドキハラハラが続き、一気読みになりましたね… そして、「ミレーデ」と「ウフェ」が再会するエンディングは、なかなか感動的でした。 この物語の魅力のひとつは、個性的な脇役ですね、、、 特に「カール」を取り巻く面々は印象的… 「カール」と別居中の妻「ヴィガ」は、職務中にも関わらず迷惑な電話をかけてくるし、一緒に生活している義理の息子「イェスパ」とは、なかなか心が通じないし、「カール」の家に同居している料理上手の「モーデン・ホラン」がイイ味を出しているし、「カール」の元部下で半身不随で入院している「ハーディ・ヘニングスン」は、自分を殺して欲しいと言いながらも捜査(推理)に協力してくれるし、美人の心理学者「モーナ・イプスン」には心を奪われそうになるし、上司の「マークス・ヤコプスン」は意外とイイ奴で好感が持てるし と、作品に彩を加えています。 スピーディーな展開に豊富なアクション、気になる今後の「カール」の私生活の展開、そして謎だらけのアラブ人「アサド」の正体は、、、 いやぁ… 今後も目が離せない魅力的なシリーズになりましたね。 こんなに愉しめたのは「スティーグ・ラーソン」の『ミレニアム』シリーズ以来だと思いますね… 次作以降も早く読みたいな。 以下、主な登場人物です。 「カール・マーク」 コペンハーゲン警察殺人捜査課警部補。特捜部Qの責任者 「ハーフェズ・エル・アサド」 カールのアシスタント 「ヴィガ」 カールの妻 「イェスパ」 カールの義理の息子 「モーデン・ホラン」 カールの同居人 「ハーディ・ヘニングスン」 カールの元部下 「アンカー・ホイア」 カールの元部下 「マークス・ヤコプスン」 コペンハーゲン警察殺人捜査課課長 「ラース・ビャアン」 コペンハーゲン警察殺人捜査課副課長 「ボーウ・バク」 コペンハーゲン警察殺人捜査課刑事係の警部補 「モーナ・イプスン」 心理学者 「ミレーデ・ルンゴー」 民主党副党首 「ウフェ」 ミレーデの弟 「マーリオン・コック」 ミレーデの秘書 「スス・ノーロプ」 ミレーデの秘書 「ヘレ・アンデルスン」 ルンゴー家の家政婦 「テーイ・バゲスン」 急進中央党の交通政策広報官 「ビレ・アントヴォースコウ」 陳情団の代表。大富豪 「ダニエル・ヘイル」 陳情団の一員。研究者 「カーアン・モーデンスン」 ソーシャルワーカー
映画よりはるかに残酷で、凄まじくて、すごかった。感動さえさせられた。アサドが最初から飛ばしてたなあ。こりゃ続くよね。しかし作者、閉じ込められ限界系多いよね。こわい
大好きな北欧ミステリ映画の原作を遂に。好きな世界です。面白かった。。 カール!ア、アサド…!? 1番驚いたのがバディの凸凹です。得体の知れない、過去を抱えつつ陽気なシリア人アサドが自由にやってしまうのを寧ろカールがフォローしているだと…?それにアサドは警官じゃなくて、カールが頼んでた人にどうしても仕...続きを読む事が欲しいと付き纏ってた人だったとは。 でもフォローの鬼で有能な片鱗はうかがえます。優しいし。謎パイが気になります。 カールもあまり朴念仁じゃない。有能すぎるのと言葉を選ばないとで敵は多いけど、カールが有能なのはコペンハーゲン警察もよくわかってる…だからこそムカつく、みたいなんかも。カールの皮肉の語彙センスが好きです。イギリス人を思わせられましたがデンマーク人もこんな感じなのかな。。 事件は映画で観ていたとはいえ、あれコンパクトに纏まってたんだなと思うくらい詳細でキツかったです。何年も与圧室に監禁して気圧をじわじわ下げていって体内細胞を変化させていって、一気に気圧上げて……という復讐は心にも身体にもダメージ大きい。それだけ憎悪してるんだろうけど。 「カールの強烈な奥さん出てきますよ!」と言われた通り、強烈な奥さんでした。カールの駐車場でいつもバーベキューしてるご近所さんもなんだか好きです。
情熱を失ったベテラン刑事が、未解決事件に挑む 本筋の事件の展開は警察小説の王道で、主人公を取り巻く人々もキャラがたっていた。最後の姉弟の姿により読後感も良かった
めちゃくちゃ面白かった!キャラクター設定、ストーリー展開、物語の締め方、どれをとっても完璧。ラストシーンは自分的海外ミステリ史上最高レベル。魂が震えた。続編早く読みたい。
「ミレニアム」などと一緒に北欧小説の金字塔的な感じで紹介されていて手に取る。 タイトルから勝手に「ジョーカー・ゲーム」の「D機関」を連想してて スパイ小説ではなく警察小説だと知って驚き、エリート集団なのかと思いきや、一匹狼のおっさん刑事カールがていの良い左遷先として作られた国内の未解決事件を取り扱う...続きを読む部署という設定で二度驚く。 相棒となる「奇人」アサドのキャラクターが良い。こいつがいると暗い事件を扱ってるのになんか楽しい。 サブタイトルが今回の事件、監禁された女性側の視点と、事件を追うカール達の視点が切り替わりながら進む。 カールは事件を追いつつ、過去に同僚をなくした銃撃事件や、別居中の奔放な妻からのタイミング悪い電話に悩まされる。そしてよくある署内からの冷たい目、圧力、クソみたいな記者など 「あるある」とうなづきたくなる要素満載で大好物でした。 解説にはアサドを超える奇妙な仲間が捜査に加わる?と書かれていて続編も楽しみ。 こりゃシリーズになるわ…
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