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おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。現代人がより賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか? その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。本書では最新の科学的知見をベースに「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した〈生きるヒント〉をキッパリ教えます。
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Posted by ブクログ
「脳」整理法と云うから脳内での記憶や何かの整理法かと思うと然に非ず、脳が世界の偶有性をどのように整理しているかと云う内容。「世界知」を絶対的なもの、「生活知」を偶有的で相対的なものと捉えて、その折り合いの付け方を語る。「脳化」「都市化」と云う言葉で現代社会の問題を語る養老孟司の著作と読み比べると面白...続きを読むい。
偶有性を軸に対立概念を導いて進められていく。「生活知」=「自己、人間の時間…」/「世界知」=「他者、神の時間…」というキーワードを理解していれば、話の表紙なるものがいろいろ変わっても、内容をしっかり理解できる。茂木氏が東大卒だからかは定かではないが、極めて東大が好みそうなな内容構成。 生活指南書...続きを読むとして読んでもおもしろい。脳科学者ながら哲学的に論を展開していくところは、法学部・理学部を卒業した彼だからか。やや言い換えが多いような気もするが、こういった内容になかなか触れることがない人が読むにはベターといえるだろう。
「脳」整理法、というタイトルを見て、その意味すあるところは知識をどう整理して記憶するか、について書かれた本? と思い、実をいうとときめいた。だって、脳の研究者が書いた本なら、すごいことが書いてありそう。でも、こちらのハウツー本的興味は、軽く裏切られて、科学的普遍的知識をさす「世界知」と、人が生活して...続きを読むいく上で日常的な偶有性を帯びた出来事にいかに対応していくかという「生活知」がどのような関係にあってその人らしさをかたちつくるのか、というテーマのもとに、どうその人らしい脳ができあがるのだろうか、と、話題はうつっていきます。意識的な整理法とは違って、自然に脳のなかでできあがる対応能力を脳の能力と考える。無意識のうちに脳は、その整理をしていく。筆者は、そこで、世界知につらなるITのような世界の切り取りかたに、日本人の割りきりかたにつらなるある種のそぐわなさを思う。難しい専門用語はあまりでてきません。ただ、この本では、自然にしばられて必然的にこうなった、のではなく、もう少し変化に富んで、変えられるものと捉えられている。これからも。2005年9月10日第一刷。
一見「整理」ということについて書かれた本かと思われるが、そうではなく、私たちが人生を生き抜くためのヒントのようなことが書かれているように思える。「世界知」と「生活知」の話から始まり、偶有性、セレンディピティとその分野は多岐に渡る。その中でも一本筋が通っているものとして不確実性の大切さが訴えられている...続きを読む。「科学離れ日本」を憂う作者が脳科学というパースペクテヴから書いた作品であった。
この本のキーワードは、「遇有性」。本来の意味が分からない人はぜひ辞書で調べてください。茂木氏のこの言葉は一般的な意味とは違い、「正確に予測できる性質」と「完全に予測不可能な性質」の中間の性質を現している。この遇有性が脳に与える影響や、脳がこの遇有性をどのように扱うかに言及しているのであるが、科学的視...続きを読む点よりも人文的、社会学的な視点で語られており、「脳整理法」というよりも「茂木の思想」という感じ。また、おそらく編集者の問題であると思うが意味の把握が困難でとても読みづらい。とても投資対効果の悪い本であるといえる。ただし、セレンディプティに対しての記述は面白い(面白いというだけで、結論は平凡)。
"脳科学者が著者。 脳は世界との交渉の中で得た様々な体験を整理して消化する臓器として進化したものらしい。その中で獲得されていく知は「生活知」と「世界知」。"
脳整理法というより、脳取り扱い説明書という感じですね。 情報が洪水のように押し寄せる時代となり、 脳がそれを受けとめきれない状況である。 そういう中で、脳はどう整理して、受け止めるのか。 科学を中心とする世界知と一人称として生きる生活知がある。 生活知から、世界知は分離されることで科学的な精神が宿...続きを読むる。 生活知に、世界知をダイレクトに適応させることはできない。 確実さとランダムさの間に 偶有性が存在する。 自分でコントロールできるものとできないものがある。 占いはなぜ流行り、なぜ当たっていると思えるのか? 私という存在が、偶有性そのものだ。 偶然と必然をどう受け止め、セレンディピティを呼び寄せるのか? 新しい発見は、セレンディピティによるものが多い。 科学的態度とは、ディタッチメントによる客観的な見方。 神の視点をどう手にいれたのか? ミラーニューロンによる他者の視点の確保が、神の視点まで高めた。 ネガティブな思考さえも、不確実性を生きて行くための証拠でもある。 行動することなくして、セレンディピティにありつけない。 根拠のない自信こそが、不確実性を生き抜ける。 励ましの科学ですね。
ちょっとむずかしめですが世界知、生活知、ディタッチメントなどいいことかいてあった。友達にも勧めたいいい本です。
脳みその可能性や、PCと比較した場合の脳みその能力、色々な使い方がわかります。 世界知、生活知という考え方、偶有性から脳が得るもの、偶然から幸運を掴みとる方法(セレンディピティ)や、ディタッチメント(認知的距離)による考え方、脳が認識するクオリアについてなど、今まで、自分らの脳みそが感覚的に理解し...続きを読むていたであろう事柄を、論理的に解説してくれます。 前半は非常にわかりやすい表現が多く、スイスイ読んでいけたが、後半からは、抽象的な表現が抽象的な表現を説明する表現が多いため、脳に理解させるのに若干時間がかかりました。 人間が持つ脳の特性を理解した上で、新たな可能性を秘めた脳みそというある意味ハイスペックな道具を上手につかう為の本です。 自分の脳みその可能性を試してみようかと思える一冊。
[ 内容 ] おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。 現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか? その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。 本書では、最新の科学的知見をベース...続きを読むに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。 「世界一受けたい授業」の人気脳科学者が教える、もっと賢明に、清々しく生きるヒント。 最新の科学的知見をベースに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。 [ 目次 ] 第1章 脳は体験を整理し、知を創造する 第2章 生きて死ぬ人間の知恵 第3章 不確実な時代こそ脳が生きる 第4章 偶有性が脳を鍛える 第5章 偶然の幸運をつかむ脳の使い方 第6章 「自分」を離れて世界を見つめる 第7章 「他人」との関係から脳が育むもの 第8章 主語を入れ替えて考える 第9章 脳に勇気を植えつける 第10章 「脳」整理法ふたたび [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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