横道世之介

横道世之介

785円 (税込)

3pt

今から20年前──。大学進学のため長崎から上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、様々な出会いと笑いを引き寄せる。友の結婚に出産、学園祭のサンバ行進、お嬢様との恋愛、カメラとの出会い……。世之介の学生時代の1年間と彼と関わった人々の今を描き、誰の心の中にも、人生にも、温かな光を灯す青春小説の金字塔。第7回本屋大賞第3位に選ばれた、柴田錬三郎賞受賞作。2013年2月公開の映画原作。

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横道世之介 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    10年ぶりに読み直した。今の置かれている環境で楽しい大学生活の話を読むのはすごく気持ちが落ち着いて救われる気分になった。また読もう

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    読み手の年齢によっても感じ方が変わってくるかもしれないなと思う。
    私は率直に面白かった。

    時代の空気が 世之介を通して伝わってくるようだった。
    友達に迷惑をかけたりかけられたり
    助けたり助けられたり 本当にしょーもないことをしてみたり が普通にできた時代だったかもしれない。

    シリーズの1作目 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月06日

    「あんたはいつもどっか抜けてるけど、その分、欲がなくてよろし」
    のほほんとしている世之介は人の心を和ませる力があるなぁ。それでいて、倉持やホームの女性、猫ちゃん、何の見返りも求めず、というかほぼ無意識で、たくさんの人を救っているんだもん。本当にいいやつ。

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    Posted by ブクログ 2024年02月27日

    すらすら読んじゃいました!大学時代の時間の流れ方とか、自分が宙ぶらりんな感覚とか、色々思い出せて嬉しくなりました!横道世之介のような人間になりたいな。

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    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    世之介はおおらかで優しくてのんびりしてて、だらしなくて、パーソナルスペースに平気で入り込んでくるような図々しさがあるけど全然憎めない、愛さずにはいられない、ちょっとずるい人だった。

    きっと誰の心にも世之介みたいな部分は多かれ少なかれあると思う。
    それでも世之介みたいな性格や生き方に憧れを抱くのは、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月28日

    主人公の世之助に、人間ってこうあるべきなんだと教えられた気がした。

    仕事や友人関係で自分を偽ってしまっていると感じていたからこそ、世之助のありのまま人と接する感じやプライドの無さに感名を受けた。
    ある意味世之助のような人間になることが自分の目標かもしれない笑

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    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    永遠だと思ってた時間が永遠じゃなくて、交差点のように知り合って、みんなそれぞれの世界に流れていく。ただ、交差点のおかげで今があるってことを感じさせてくれました。

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    Posted by ブクログ 2023年10月28日

    横道世之介の大学一年生の時のお話し。もしかして同級生だった?というくらい時代背景がドンピシャ。
    何度も笑顔にさせておきながら、大好きなノンフィクション要素が絡んで泣かせるんだもの。惹きつけられちゃいますよね。

    「いろんなことに、『Yes』って言っているような人だった」
    「······もちろん、その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月15日

    横道世之介は大学生。小説全体の雰囲気が好き。文体も好き。のらりくらりと過ごす横道世之介の目を通すと東京の生活が何事も色鮮やかに見えるなあ。切なくてあたたかくてエモい。

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    Posted by ブクログ 2023年10月05日

    ちょっと普通でない友達がいるのが面白い普通の大学生の話。本当に普通の学生。でも、ついつい先が気になって直ぐに読み切ってしまった。
    自分の大学の時に経験したり考えていたような話があり、とても懐かしく、そして、その時の友達どうしてるのかなあって思い出された。当時はなんでもないような話でも、今思い出すと面...続きを読む

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