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南の島で知子ばあさんと暮らす十七歳の鷹野一彦。体育祭に興じ、初恋に胸を高鳴らせるような普通の高校生活だが、その裏では某諜報機関の過酷な訓練を受けている。ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。逃亡、裏切り、それとも――!?その行方を案じながらも、鷹野は訓練の最終テストとなる初ミッションに挑むが……。
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Posted by ブクログ
いや、コレはなんだかスゴい作品ですぞ。 リアリティが無さすぎるだけに、逆に本当にありそうな世界。 上手いなあと思う。 無事に34歳まで勤め上げて平穏な人生を送らせてあげたい。
鷹野さんと風間さんが出逢った頃の話です。 壮絶な過去のトラウマと闘う鷹野さんがどうやってAN通信で働くようになったのか? どうして風間さんが車椅子生活になったのか? 鷹野さんと風間さんのことを知った上でもう一度「太陽は動かない」を読んでみたくなりました。 富美子さんの気持ちも少しわかるような気がし...続きを読むて 読んでいて苦しかったです…
映画は、「太陽は動かない」と本作品「森は知っている」をあわせて、また違った作品を構築していた。 どちらも、時を忘れて楽しめた。 次巻の「ウォーターゲーム」を早速読み始める。
吉田修一の鷹野一彦シリーズの第2作目。(2015年4月単行本、2017年8月文庫本)。 第1作目の「太陽は動かない」の主人公、鷹野一彦がエージェントへ訓練されていく17歳高校3年生時代の物語。同時に上司の風間武が記者からAN通信のエージェントになる背景も明かされ、鷹野と風間の強い絆も描かれる。 鷹野...続きを読むと同じ境遇の親友の柳と共に沖縄の離島で高校生活を送りながら訓練を受けていたが、柳が突然姿を消す。逃亡したと思われたが、姿を消した背景にどんでん返しの結末が待っていて、これは面白い。 鷹野のエージェントとしてのテストを兼ねた初ミッションの仕事ぶりが「太陽は動かない」での31歳の円熟した優秀なエージェントとしての片鱗をうかがわせる。そして同世代あのデイビット・キムとも絡み、「太陽は動かない」での鷹野とデイビッドとの敵でありながら味方にもなる不思議な関係の背景を見た感じがする。 4歳で保護され11歳で軽井沢の風間に引き取られた鷹野は、家政婦の北園富美子に息子のように育てられ、沖縄の高校時代はエージェントの訓練を受けながら知子婆さんに世話になる。いづれもAN通信から派遣された人材らしい。 高校3年生の時に転校してきた菊池詩織に初恋をするが、卒業して詩織はニューヨークへ留学、鷹野はエージェントとして上海へ出張、偶然旅立ちの成田空港で出会ったところで物語は終わる。 いつかまたこの二人に出会いがあり、新しいドラマがあることを期待したい。8/6に発売されると聞いた文庫本、シリーズ第3作目の「ウォーターゲーム」も是非読んでみたいと思う。
「国宝」の書評やレビューをみて、吉田修一さんという作家を知り国宝が文庫になったら読もうとおもってたんだけど、我慢できずに手に取った一冊。 のほほんとした島の生活にカモフラージュされた、壮絶な組織の中での任務。二つの対比の振り幅が大きいからこその魅力だと思う。 冷たく機械的な対応としかおもえないAN...続きを読む通信の人々。そもそもの出自が幸せとはいえない人の集まりなのだから仕方がない、という思い込みはみごとに裏切られた。 想像をはるかに越えるおもしろさで、吉田作品にはまりそう。
読後爽やか
最後まで一気に読みました。 主人公の成長と共に青春もちゃんとあって、 悲惨な境遇だけじゃない事がよかったです
子どもの生育環境がその後の人生に与える影響を感じた物語でした。 「水」に関しても様々な角度から描かれていて、味わい深く読みました。海、川、滝、ダム、大雨、冷たい雨、凍る水、濁流、水道、、それぞれの知識があるとまたさらに深く読み込めるのではないかと思いました。
第一作の夜明け前。 若かりし頃の鷹野の葛藤と苦悩。 AN通信の背景。 より深く本シリーズを楽しむためには必読。相変わらず面白い!
『太陽は動かない』をまだ読んでいないので、いきなりの『森は知っている』なので何も知らないで南の島での謎の冒険?と思って読み始めました。 違いました。 ストーリーは面白かった。 主人公達がそこに至るまでの経緯は正直辛かった。
南の島に暮らす高校生が秘密組織の一員となって行く。企み、逃亡、裏切り、策略が駆け巡るエンターテイメント。徳永の男気が良い。鷹野と柳の未来にも期待したい。
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