汎虚学研究会

汎虚学研究会

913円 (税込)

4pt

3.6

聖ミレイユ学園で相次ぐ惨劇――ウォーレン神父は校庭で落雷に遭い焼死し、ベルイマン神父は密室と化したサンルームで、自然発火としか思えない焼死体で発見された。理解不能な怪事件に挑むのは「汎虚学研究会」の部員たち。だが部長だけはたびたび見る「狂った赤い馬」の悪夢に悩まされ、推理どころではなく……。少し浮世離れした少年少女たちが解き明かす凶々しき真相とは?

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汎虚学研究会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月07日

    全寮制のミッション系高校を舞台とした一風変わった青春ミステリの短篇集。汎虚学研究会という、奇妙な面々を中心に巻き起こる事件の数々はミステリ、ホラー、青春小説と幅広く、単なる事件の謎だけではない、物語としての謎が多分に含まれている。一見まばらで統一感が無さそうにも思うが、逆にこのごった煮感は他に類を見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月06日

    再読。聖ミレイユ学園で起こる怪事件を「汎虚学研究会」という名称のクラブ員たちが解き明かしたり議論したりする話が五篇収録されている。といってもその五篇とも全部話のテイストが違うので色んな味が楽しめるのが良い。最初の「闇のなかの赤い馬」は講談社ミステリーランドとして個別に刊行されていたものでミステリ色が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月14日

    マサムネとタジオみたいなキャラクターの語りに翻弄されるのはなかなかに楽しい感覚だったが、「闇のなかの赤い馬」以降はミステリとしては楽しめなかった

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    Posted by ブクログ 2013年02月22日

     4本の短編と1本の中編が収められている。ミステリやサスペンス、ホラーの要素がメインであるけれどそのジャンルかと問われれば回答に困る独特な雰囲気が漂っている。加えて退廃的・耽美的な要素も顔をのぞかせており、かなり好みがわかれるような内容だと思う。個人的には可もなく不可もなしといった感じであるが、『世...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    汎虚学研究会のメンバーが学園内で起こるミステリを解決する。
    最初の中編が一番ミステリらしい。疑問に思う点は沢山あるがメンバー紹介も兼ねている感じで無理無くオチが出来ていた。他の作品も作者らしい作品だった。
    続編がありそうな感じ.

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年10月27日

    汎虚学研究会に所属する4人の男女が経験するホラーミステリー。
    幽霊ものと本格ものが混じってます。
    後半のお話はキャラものとしても全然問題ないよ的な作りで、寧ろマサムネとタジオの関係を詳しく知りたくてたまらないという。
    もちろん続編はあるよね。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年10月18日

    聖ミレイユ学園のダラダラしゃべるクラブ「汎虚学研究会」のマサムネ、タジオ、フクスケ、タマキが学内の事件を解決する短編集


    「闇のなかの赤い馬」
    密室のサンルームで焼死した神父と赤い馬の絵が消失した謎とは

    「開かずのドア」
    工作室の開かずの間で死んだ女生徒の幽霊を呪文を発して撃退する

    「世界征服...続きを読む

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