シュタイナー入門

シュタイナー入門

660円 (税込)

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「シュタイナー教育」や「人智学」で広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」の烙印を押され、一方の受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られる。本書は、彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況やドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」の思想的核心を浮き彫りにする。

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シュタイナー入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年04月14日

    極一般的な日本人がシュタイナーに触れる時、まず当時のヨーロッパ情勢やキリスト教観念、さらに日本人の宗教観念を学ぶところから始めなければならない。シュタイナーの著書を読む前のワンクッションに

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    Posted by ブクログ 2009年12月25日

    シュタイナーの生きた時代背景を丁寧に説明してあり、いきなりシュタイナーを読むと誤解したり混乱したりするのを回避させてくれるであろう入門書。
    わかりやすく、いわゆる「シュタイナーかぶれ」にならないような解説をしてあります。

    読んで思ったのは、日本人には元々の意味での「オカルト」を受け入れている精神的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    西平さんのシュタイナー入門もよいですが、こちらも素敵です☆シュタイナー思想をコンパクトに。オカルトチックな思想ではあるけど…結構ワクワクするんですよ☆

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    Posted by ブクログ 2020年03月20日

    シュタイナーの生涯と思想について簡潔に解説している評伝です。

    神秘主義的な傾向の強いシュタイナーの思想は、アカデミズムにおいては不遇なあつかいを受けていますが、彼の思想が20世紀初頭において多くの作家や芸術家たちに影響をあたえてきたことは事実であり、ヨーロッパ精神史においてはけっして無視することの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月03日

    ルドルフ・シュタイナーの入門書。
    本書を読んで、シュタイナーという人のことは朧げながらわかった。そして、思考することの大切さというのを理解した。よーく考えようー思考は大事だよー、というわけだ。
    教育の人という側面の他にオカルトの人という側面も持ち合わせている。オカルトといっても霊性とかそういったもの...続きを読む

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