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場当たりが先行しがちで前に進まない新規事業。失敗率は9割以上とも言われる。成功のために何をすべきなのか。200社以上の事業に生命を吹き込んだ「プロ」のノウハウを大公開。 【主な内容】 第1章 新規事業従事者の陥りがちな五つの罠/第2章 会社側が陥りがちな七つの罠/第3章 新規事業を立ち上げる/第4章 新規ビジネス実例
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Posted by ブクログ
多くの企業は、拡大戦略のため、新しいビジネス創出に熱心である。しかし、その努力とはうらはらに社内ベンシャーの成功率は低い。その理由と、そうならないためのノウハウを提供するのが本書の目的である。 社内ベンチャーを立ち上げ、ビジネスに育てるための社内の仕組みや、そのベンチャーの当事者がとるべき行動とはな...続きを読むんなのかを知りたい人や社内ベンチャーの責任者は本書を読むべきである。本書の指摘、示唆は常識の範囲内のことではあるが、「当たり前のことを当たり前に為す」ことが重要なのだから。
手短に、わかりやすくまとめられた良著。 経営資源は、ヒト、モノ、カネに加えて、モチベーションとハングリー精神。 新規事業の成功率は25%程度。だから撤退するときのルールを決めるべき。
p.56 撤退の理由を明確にする 売上500億規模の市場を5年以内にはつくらないというなら、 最初は赤字でもいい。そこに到達できないならやめる。 p.78 目的を決める:何のための新規事業ぁ 何をやるか決める: p.88 ビジネスプランの決定: 文章とキャッシュベースのP/...続きを読むL p.92 ビジネスプラン、実態の把握、成功率をあげる p.94 評価基準 1.何のための新規ビジネスか 2.自社にあったビジネスか 3.そのビジネスを実施するリソースが社内にあるのか 4.失敗しても本業まで傾くことはないか 5.本業の手助けになる成長スピードがあるか 6.進出するマーケットは成長しているか 7.参入障壁がひくすぎないか 8.付加価値の高いビジネスか 9.誇りをもって実施できるビジネスか 10.全員が「炎の集団」でなくても成功できるか
企業内起業の危うさがよくわかった。 そもそも組織に属する人が会社の都合や命令で新規事業をはじめる場合の成功率は25%以下。理由は担当者の高いモチベーション維持が難しいことのほか、撤退のルールが明確になっていないこと、目的や意味が違う新規事業を一般化しようとすること、意思決定に多くの人が関わりすぎるこ...続きを読むとなどが挙げられる。 最後は成功した国内の実例紹介。著者の案件も含む。それを見るといろんな条件が重なったことや担当者の意気込み・意志の強さが成功につながったことがわかり、それなりに参考にはなる。
本書に出てくる話がいやに身近に聞こえて、耳が痛いことこの上ない。 新しいことをやるのは難しいものです、それがでっかい組織内だったり、人数が多かったりするとなおさらです。
社内新規事業を推進していくために何がポイントかを簡潔にまとめた本です。メンバーに2軍を投入しがち、撤退ルールがあいまいなど痛いところを付いていると思いました。なかでもなるほどなっと思ったところは、ベンチャー企業の社員と通常のサラリーマンが違うという認識をもった上で、取り組む必要があるという点でした。...続きを読む斬新なアイデアよりも誰もがついてくる実行可能なアイデア、高いモチベーション前提の計画ではなく、モチベーションがそれほど高くなくてもこつこつ推進できる計画を、という話は確かに言われてみればと思いました。
<あし> (企業内で)新規事業をつくる際に、はまりがちな罠や 行動を筆者の経験をもとにまとめたもの。 ・まず、失敗のルールを設定すること ・成功を前提にしないこと ・事業計画は完璧なものはない。常にブラッシュアップすることを意識すること など <千> ■仕事に参考になる点 ・調べるな考えろ:新...続きを読む規ビジネスは過去になかったビジネス、過去の知識や常識は不要。 ・落ち込むな前に進め:こうすればうまくいく正解などない、試行錯誤を繰り返す。 ・社内向けにアピールする資料づくりに追われるな:泥臭かろうが、まず事業コンセプトを明確にした上で、1つの分野にリソースを集中投下し、確実な成功実績を作る。 ・売上や成長率を上げるよりも成功確率を上げることに尽力し、その部分を評価する:数字を眺めて一喜一憂する前に、あらゆる手をつくして第一号の成功を生み出す。そこから好循環につなげる。 ・目的によってゴールは変わることを肝に銘じる:利益が出れば成功か?たとえば、リース会社が立ち上げた子会社が、利益トントンな状態であったとしても、その子会社は決済手段として親会社のリースを利用するため親会社が潤う、ということを当初から狙っていたのであれば、それは成功といえる。 立ち上げ中の事業のこと以上に、立ち上げて運用中の事業について、この本を読みながら想いを馳せた。後で振り返ったほうが、痛みは大きい。改めて、落ち込んでいる場合ではない、と奮起させられた。あし、1年後にもう1回読んでね。(千)
自ら起業することではなく、社内新規事業の成功法について語っている。 自身の経験からロジカルに説明されているので共感できる部分も多かった。今のビジネスを早く黒字化しないといけないという強い気概が生まれた。P/Lは上手く見せることじゃなくて、実態にあったものを作るのが大事!
新事業は難しい ってことはよくわかる。 ありがちな失敗とか 成功事例が載ってる。 じゃ、どうするの? って。答えを本に求めるのは違うか。 同じやり方がうまくいくとは 思わないけど これは、やっちゃダメ ここに注意、がわかるだけでもプラス。 撤退する判断を決めておくと書いてあった。 そこまで、考えるの...続きを読むかぁ〜 いつまでも、ダラダラは だめってことね。
しごくまっとうな指摘事項が並ぶが要諦を簡潔にまとめられており読みやすい良書。 新規事業の成功率は25%以下。 ユニクロの柳井氏のコメントでは10分の1以下だったか。 それは、成功する確率を最大限に積み上げたうえでのものであり、企業内事業としては、モチベーションというもっとも基本的な部分が弱くなると...続きを読むいう指摘も。 そんな指摘を胸に秘めつつ、自らの行動を顧みよう。
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