粉飾の論理

粉飾の論理

1,584円 (税込)

7pt

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粉飾には数多くの関与者がいる。なぜ粉飾は後を絶たないのか。その末路とは。カネボウ、メディア・リンクス、ライブドアなどを事例に、粉飾にいたる系譜と構図を明らかにする。
【主な内容】
序 章 虚業ライブドア/第I部 カネボウの罪/第II部 メディア・リンクスの罰/第III部 監査法人の死/終 章 香港、スイス、カリブ海

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粉飾の論理 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月11日

    カネボウ・メディアリンクスの粉飾事件について詳細な経緯が記されている。「小説」としてもかなり面白いんじゃないかと思う。また、監査法人・ライブドア事件についても記載があり一読の価値あり。,,「カネボウ事件の関係者は誰もが平凡なサラリーマンにすぎなかった」

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    Posted by ブクログ 2017年03月31日

    近年日本で起きた粉飾決算を巡る話を取材したことが書かれている本。

    主な話はカネボウの話とメディア・リンクスに関わる話。おまけにライブドアの話が少し。
    取材した内容を淡々と描いてるだけなんだが、その濃さに圧倒される。
    大きな話なので関わる人も多いのは当然なのだが、裏帳簿だ裏金作りだ税金逃れだといった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月01日

    僕にとっての粉飾という深い森への入り口となった本である。
    物語調で語られる粉飾の世界へどんどん引き込まれ抜け出せなくなっていくのは、物語の主人公達である彼らだけではなく、彼らを俯瞰している僕ら自身もである。
    粉飾の世界へようこそ。

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    Posted by ブクログ 2021年07月09日

    とても面白かった。どうやって取材したかは分からないが、細かいディテールまで書かれていて読み応えがあった。

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    Posted by ブクログ 2013年07月11日

    カネボウ、メディアリンクス、ライブドアといった当時新聞紙上を賑わせた粉飾決算について、著者自身の取材を含め、詳細な記述がなされている。

    粉飾には様々なパターンがあるが、本書で取り上げられた企業の例は、『慢性的業績不振』や『実力の伴わない上場』が発端になっているようだ。粉飾により延命を図ろうとすれば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年12月30日

    最近の粉飾事件をまとめて適当に制度批判をしている本かと思っていたら、思いがけずおもしろくて一気に読んでしまった。報道にでてくる表面的な話だけでなく著者自身が取材した内容もかなり多くて、それぞれの粉飾事件をより深くほりさげているし、文章も味つけになっている。特に、メディアリンクス事件を軸に裏の人脈を追...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月29日

    事実関係を関係者の実名を挙げて詳しく説明している。
    あまりに登場人物が多くて混乱することもあるが、粉飾に至る経緯や、関係者の心情、そして最後はどうなったかなど詳しく見る事ができ、とてもおもしろかった!

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    Posted by ブクログ 2010年04月02日

     ここは、実名を出せばキリが無く要約だけ語りたい。

    1 伝統的粉飾

     ・不良在庫飛ばし、またはキャッチボ-ル。
     ・非連結対象会社への損失移転。
     ・監査法人との長期的馴れ合い。
     ・役職員の企業への誤った忠誠心。

    2 IT企業の粉飾

     ・無形商品(システム一式、メンテなど)の循環取引による...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月21日

    ・「事実は小説より奇なり。」 を地で行く面白さ
    ・カネボウの粉飾決算って、結局どんな内容だったのか
    ・商社ってどんなことをやっているのか
    ・世の中には、怪しい商売を生業にしてる人がこんなに跋扈してるんか
    ・粉飾決算って、小さなごまかしの積み重ねなんやなぁ

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    Posted by ブクログ 2011年06月18日

    カネボウとメディアリンクスをめぐる会計不正と監査法人のあり方を取り上げた本。
    失礼な言い方だが、雑誌記者の本としては珍しくしっかりとした取材に裏打ちされた考察がなされていて面白かった。
    裏勢力の話とか、本当に怖いと思った。

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