凍りのくじら

凍りのくじら

990円 (税込)

4pt

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

凍りのくじら のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フォローさせていただいている方のレビューを
    読み、読みたい!と思いました。

    大好きな辻村深月さんの作品です。
    たのしみマックスで本を開きました。


    白く凍った海の中に沈んでいく
    くじらを見たことがあるだろうか。

    苦しげに息をするくじらが、一頭、
    また一頭と沈むのは、痛々しかった。

    汚れ一つな

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    現実の人間がもし、ひみつ道具を持っていて使えたら…と考えさせられる描写が多くあり、話しの作り込みが素晴らしかった。感動した。

    作中に出てくる、辻村深月さんが思う「ストーカーの定義」が凄くしっくりきて今後胸に留めておこうと思えたり、

    のび太くんが1話ごとにひとつ成長があるように、少しずつ内面の価値

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    前半は大分拗らせている主人公にあまり共感できず、雰囲気も暗いのでなかなか読み進められませんでしたが、後半になるにつれて伏線回収もあり、とても面白かったです。
    ドラえもんの道具やエピソードもたくさん出てくるので、ドラえもんを読みたくなりました。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんの本の中で1番好きです!
    ドラえもんの道具の活用も構成も伏線回収もめちゃくちゃ上手です
    電車の中なのに涙が止まらないのに、ページを捲る手も止められない
    母親のシーンは大号泣です

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    圧巻の辻村深月ワールド。
    伏線回収が魅力的すぎる。
    序盤から中盤にかけてはリアリティ溢れる女子高生の話だが終盤にかけてはリアルからは少し離れた場面に打って変わる。
    物語の細部にまで散りばめられた幾多の伏線を9.10章の緊迫感を持った場面で怒涛のように回収していく様子が見事だった。
    中でも別所あきらと

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんの書く文章がすごく好きだと思った。どこか温かみを感じる。昔のわたしに寄り添ってくれるよう。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    半分くらいまで読んで、かなり期間があいてから続きを読み始めたので「この人誰だっけ」となることも多く、また時間があるときに最初から読みたいなと思いました。
    辻村さんは「性格が歪んでる人」を描くのが上手だなといつも思います。
    終わり方が個人的に好きでした。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    先が知りたくて一気に読んでしまいました
    お母さんの経緯には涙が出ました
    理帆子にはわからなくてもお父さんとお母さんには深い絆があったんだね
    最後はまさかの展開にびっくりしました
    あきらの存在 肉親の死についてはこんなことが起きたらいいな…と夢のように思い巡らせてしまいました まさにSFの世界….ドラ

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    今まで多くの辻村作品を読んできたけど、私の中で全てを超えた過去一作品だった。言語化を遠回しにするような心の動きが言葉になって私の心にすんなりと入ってきて、今までどうしても宙ぶらりんになっていた気持ちたちが、ついに居場所を見つけたように落ち着いていくような感覚。あるべきSFがあり、あるべき言葉が並ぶ。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    やばい、この本は。圧倒されたし、涙が出た。

    主人公の芦沢理帆子は、天才カメラマン芦沢光を父に持つ。父の影響で、『ドラえもん』が大好きな彼女は、藤子・F・不二雄がSFを「少し・不思議」と解釈していたのを真似て、周囲の人々に「SF=スコシ・ナントカ」という個性を当てはめている。

    理帆子は高校で不思議

    0
    2025年11月23日

凍りのくじら の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

辻村深月 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す