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「11歳の時、私はなぜ、“この作品には何かがある”と直覚したのだろう。最近になってやっと、その正体が見えてきた」。『赤毛のアン』には、「幸福(しあわせ)」とは何か、その秘密が隠されている。「仮想」「受容」「奇蹟」「ひたむきさ」「偶有性」「セレンディピティ」……。茂木健一郎が読み解く「幸福論」(講談社文庫)。
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Posted by ブクログ
赤毛のアンを読むと何故か心が落ち着いてあたたかくなるのはなぜ?と以前から微かに感じていた疑問に茂木さんが科学的な見地から解説しており、より深く赤毛のアンの良さを知った。 解説本のようなところもあったが、それを踏まえて今もう一度読み直したい、できれば原書でそのままの赤毛のアンを知りたい!!と意欲が湧く...続きを読む。 話は変わり、自分の精神的な在り方から日本人全体のあるべき姿勢にも言及されている。日本がもつビジョンは何なのか?日本人であることを忘れずに世界に影響を与えられる存在になれるよう、アンのようなひたむきさを大切にすべきではないだろうか、 そんなメッセージを感じた本でした。
最高の1冊でした。2020年が明けていきなり赤毛のアンにハマったのですが、この本はアンの読者でなくとも興味深く読むことができる本だと思います。人生についても深く考えさせられる本でした。茂木さんはなんかぼんやりした脳科学者のイメージが強かったので(失礼)かなり見直しました。茂木さんが赤毛のアンに持つ熱...続きを読む意が素晴らしいです。
すぐにでも赤毛のアンが読みたくなる。 この本を愛してやまないのだけはわかる。 人生に深く刻まれる一冊に出逢うことがあった人は、幸せだと想う。 若ければ若いほど、長くその人となりに深く浸透して、性格や心理に強く濃く影響するんだと想う。 夏目漱石など他にもたくさんあるのかもしれないが、茂木さんは、こ...続きを読むの本が自分を形作る一部になっていたのだと、最初に読んでから数十年後に、ハタと気が付いたみたい。 個人的にはマシューが大好き。 個性が強い登場人物群なので、人気投票は割れそうだけど。 「マシューのように今を生きる、そういう覚悟も大切なのだと思います」 この表現が、ストンと腑に落ちました。
脳科学者の茂木健一郎が長年にわたって考察した赤毛のアンの魅力。 茂木さんは、アンの原文を読破し、カナダにも訪問したほどのファン。 多くの人が好きなアンの生活風景…パッチワークや美味しそうな料理、お菓子づくり…だけにとどまるのではなく、さらに深くアンの魅力にせまる。 それは大人になること。 ピュアで...続きを読む強すぎる、想像力が炸裂していた彼女が大人しくなり、普通の女性になっていく、挫折の物語とも言える。 運命を受け入れ、その中で最大限の幸福を目指すことをアンから学ぶ。 その思想の基盤は、キリスト教や開拓者精神から。 どんどん深まる考察に引き込まれていく。 子供の頃に触れた魅力を、丁寧に言葉にしている。本当にアンが好き、好きと言うか、ライフワークに繋がるのが伝わってくる。
まず、冒頭から「赤毛のアン」をまた読みたくなった。そして、読んでいくうちに、一番好きな本である理由が、どんどんわかっていった。確かに、アン・シャーリーの生き方に感動し夢心地になり、まるで一緒に生きている気分になる。そして、アンのように、自分で気づかないと幸福感は味わえない。そんな風に読み上げられるの...続きを読むは、大人になってからなのかもしれない。今が読み時かもしれない。この本を読んでいる間に、来春3月31日からNHK連続テレビ小説で「花子とアン」というタイトルのドラマが始まる。内容は、「赤毛のアン」最初の翻訳者である村岡花子さんの波乱な半生とのこと。「アンのゆりかご」(村岡花子さんの娘である村岡理恵さん著書)も読んでみたいと思った。
赤毛のアンは、中学生の頃に読んだ。 イメージは、お転婆なやつだ というような感じしか 残っていなかった。茂木健一郎にしてみれば、『赤毛のアン様』という ほどのしたいぶりなのだ。原文で全部読破したというから、すごいのである。 さらに彼は、原節子を女神に思っているようだが。 この本は、その赤毛のアン様...続きを読むを、広い視点で考察しようという試みである。 真摯な自分を貫き、偶然の出会いをどう活かし、今までの世界観が変わるような出来事を うけいれ、自分自身をどう変えるのか。 それを、赤毛のアン様を通じて、明らかにしようというのだ。 赤毛のアンの世界に、『敗戦体験』をしたという。 それは、生活感に溢れていて、そこに行きたいと願望が生まれ、 懸賞論文に応募し入賞して、カナダに行くことになったという。 赤毛のアンの中にある 洗練されず、垢抜けしない『ぎこちなさ』の中に 生命の躍動を感じた。 アンの口ぐせ『ここは、想像力の広がる余地がある』 まだ見ぬ世界。新しい感動。知らないこと。そこにアンは想像力を働かせる。 そして、周りを感化させる。その源泉は、欠乏感に他ならなかった。 アンは、見た目は赤毛で、ソバカスがあり、ガリガリに痩せ、器量も良くない。 そういうハンディというか、コンプレックスを魅力のあるものに 変換して行くことで、運命に出会いが始まる。 ギルバートとの出会いは、最悪だったが、そのことが、大きな運命となる。 成長するとともに、喪失して行くものがある。 幸福であるということは、自分の居場所を見つけることだ。 アンは、奇跡を起こした。それは、ひたむきに生きたからだ。 茂木健一郎の生きるためのクオリアが、赤毛のアンを通して、 爽やかに、説明されている。
・・・強烈なポテンシャル(想像力・優秀な成績・人気・・・)をもったアンが、世界をどんどん広げていって人にも認められて・・・ 広がるのは大学卒業まで。 職業と住居と家族の3つが決定すると 無限に幅広くなっていた行く道が 結局は細い一本の小道になる。 旗から見たらどんなに幅広そうな人の人生も結局は小道な...続きを読むんだと。 自分が選択したその小道に咲く花を楽しむのが人生だと。 はー 深かった。思春期の子供にぜひ読ませたい。
「赤毛のアン」は中学の社会の先生の影響で 当時何回も読みました。 テレビで劇団四季のミュージカル「赤毛のアン」を 見ていたら、懐かしくなってこの本も読んでみました。 茂木さんの発想力の原点をみたような気がしますね。 何十年かぶりに原本も読んでみます。
著者と同年代の私も著者同様「赤毛のアン」が大好きで、シリーズは全て読みました。でも、なかなか「赤毛のアン」が好きとは、中年のおじさんとしては言い難いものです。でも、本書を読むと何故「赤毛のアン」が好きだったのか、共感をもって振り返えれるような気がします。結局ここには幸せの原型が書かれているんですね。...続きを読む人生に迷ったら「赤毛のアン」にひととき帰ってくるのもいいのかもしれません。
深い人間洞察が読み継がれていく理由だと理解できた。 アンの並外れた想像力、仮想と現実のズレ、奇跡に巡り合うこと等、脳科学者茂木さんの分析、繰り返し繰り返し書かれているところでも、茂木さんにとって強く影響を与えた作品だったことが伝わった。
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「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法
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