中原の虹(1)

中原の虹(1)

814円 (税込)

4pt

「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。(講談社文庫)

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中原の虹 のシリーズ作品

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  • 中原の虹(1)
    814円 (税込)
    「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。(講談社文庫)
  • 中原の虹(2)
    880円 (税込)
    半世紀にわたり、落日の清王朝を1人で支えた西太后(シータイホウ)が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖(チャンヅオリン)や袁世凱(ユアンシイカイ)は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳の溥儀(プーイー)。その悲壮な決意を前に、春児(チュンル)は、そして光緒帝は――。(講談社文庫)
  • 中原の虹(3)
    880円 (税込)
    大いなる母・西太后(シータイホウ)を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱(ユアンシイカイ)が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖(チャンヅォリン)は有能なブレーン・王永江(ワンヨンジャン)を得て、名実ともに「東北王(トンペイワン)」となる。幼き皇帝溥儀(プーイー)に襲い掛かる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。(講談社文庫)
  • 中原の虹(4)
    880円 (税込)
    新生中華民国に颯爽と現れたカリスマ指導者・宋教仁(ソンジァオレン)。しかし暗殺者の手により時代は再び混乱し、戊戌(ぼじゅつ)の政変後日本に亡命中の梁文秀(リアンウエンシウ)の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた最後の宦官・春児(チュンル)と馬賊の雄・春雷(チュンレイ)はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者は長城を越える! 魂を揺さぶる歴史冒険小説、堂々完結。(講談社文庫)

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中原の虹(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月07日

    浅田さんの中国シリーズ第三弾。張作霖や張学良が登場した時代の物語です。
    浅田さんの小説は、歴史に忠実で綿密なんだなと、改めてこの中原の虹を読んで思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月17日

    難しかったけど、おもしろかった。

    第1巻はまだしも、2巻、3巻、4巻と、とても感動。あついものがこみ上げてきました。
    「蒼穹の昴」の続編で、「珍妃の井戸」ではちょっといまいちでしたが、本作はすばらしい物語
    清の始まりと終わりが交錯しながら語られるストーリー展開です。
    --
    第1巻では春雲の兄、春雷...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月13日

    中国の歴史は 1949年以降 のこと
    と思い込んでいた。
    こうやって 中国の近代史を 浮かび上がらせる
    浅田次郎の筆力に ただただ感心する。

    満州 というのが 万里の長城の 北側にあり
    満族によって 支配されて いた。
    中原の虹を求めて 万里の長城を 越える。

    張作霖が まさか 馬賊 から 始ま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月26日

    長らく積読になっていた蒼穹の昴の続編にやっと手を付けました。
    蒼穹のラスト、文秀と玲玲が日本に亡命してからの続きかな?と思ったけど、1巻では文秀は出てこず、失踪した春児の兄李春雷(リチュンレイ)と、馬賊の長、白虎張(パイフーチャン)こと張作霖(チャンヅオリン)を主軸に物語が展開していきます。相変わら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月10日

    前作のシリーズがとても壮大で面白かったので、前作が今シリーズにどうゆうふうに関係してくるのか、すごくワクワクする。
    史実の人もどう絡んでいくのか楽しみ。

    ただ、占い師の話は聞きたくなかったな、と思うとこもあるけれど、、大きな歴史の流れの中で、それぞれの人生がどうなっていくか見届けたい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月03日

    張作霖の名前は歴史の授業で聞いた覚えはあるが、詳しいことは覚えておらず…。どういう展開になるのか楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    ~23.05.27
    新キャラ登場。李兄弟がどうなるのか。張作霖、名前は知っているぐらい。
    今後の展開が楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月14日

    蒼穹の昴でやっと登場人物覚えて、愛着すら湧いてきたのに、新シリーズで新しいキャラクターが続々登場…
    馬賊達の名前が一向に覚えられなかった。これからシリーズ読み進めていくうちに、覚えていくのかな。笑

    皇帝と袁世凱の会話は痺れた!何でもお見通しな皇帝と西太后。そして皇帝が狂ってないとすると、前作の珍妃...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月16日

    前作「蒼穹の昴」の後作なので、そちらを読んでからがオススメ。
    史実とフィクションが上手く折り重なっていて、引き込まれるのは流石と思う。前作の登場人物が出る度にギュウ…となる。。

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    Posted by ブクログ 2021年08月09日

    『蒼穹の昴』の続編。張作霖を描く。日本では馬賊の親玉程度の扱いしかないが、中華四億の人民の貧困や飢餓をなくそうとする志をもった人物と描かれる。日本軍の傀儡の軍閥というイメージがあるが、愛国者と描かれる。
    『蒼穹の昴』では喪失されたままになっていた龍玉を手に入れ、息子の張学良に渡す。張学良は第二次国共...続きを読む

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