コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略

コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略

1,408円 (税込)

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3.3

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『ザ・ゴール』(ゴールドラット)が描いた「全体最適」の先にある戦略とは何か? コカ・コーラ(日本)で4年間で1000億円の戦略効果を上げた、合併でもなく業務提携でもない協業モデル(=大きな財布で全体最適を実現する「割り勘モデル」)を、中核会社のCFOとしてモデルの構築・運用を主導した著者が明らかにする。
「自分たちの小さな財布を持ち寄って、その外側に大きな財布を作って、大きな財布でガッチリ儲けよう。それをみんなで分けてハッピーになろう」が合い言葉だ。
【主な内容】
PART1 「ビッグ・ウォレット戦略」とは何か;第1章「ビッグ・ウォレット戦略」=「ウィン-ウィン」モデル / 第2章 コカ・コーラのビジネスモデルの強みと弱み / 第3章 コカ・コーラが実現した「ビッグ・ウォレット戦略」;PART2 「ビッグ・ウォレット戦略」を実現させる五つの要件;第4章 「協業利益」の見極め──成功要件1 / 第5章 経済合理性に基づく意思決定基準──成功要件2 / 第6章 「割り勘会計」のルール──成功要件3 / 第7章 独立した機能統合組織──成功要件4 / 第8章 全体と個のウィン-ウィン関係──成功要件5 / PART3 「ビッグ・ウォレット戦略」の限界と可能性;第9章 「ビッグ・ウォレット戦略」の限界 / 第10章 「ビッグ・ウォレット戦略」の可能性

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コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年12月08日

    株主関係が複雑に絡むコカコーラ事業体制の中で、関連会社間の枠を超えた在庫管理やサプライチェーンシステムを構築した著者による、戦略構築・推進の苦労話。コラボレーションが重要テーマとなる事業推進において、管理会計体系の統一というテーマがいかに大切かに気づかされます。

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    Posted by ブクログ 2011年03月02日

    コカコーラの成功の秘訣について、マーケティングではなく、経営戦略という視点から書かれたものです。
    ビッグウォレットというのは、つまり小さい財布を全て包括する大きい財布のようなイメージです。
    コカコーラ独特の経営手法を指しています。
    コカコーラは日本コカコーラが戦略的な部分を背負い、製造販売を14のボ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月21日

    著者は古谷氏である。
    早稲田政経ーハザマーコカコーラー独立というような経歴で、コカコーラにおいて
    本書籍のタイトルある戦略策定・実行において、財務の立場で寄与した人物である。

    本書の内容は、一言で言えば、

    ■TOC(制約理論)を資本関係のない企業間同士で行う事

    以上である。
    TOCつまり全体最...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月08日

    コカコーラ社における、全体最適化を行った時の話と読めました。各自の会社を存続させたままで全体最適化を行った場合にはこのような方法もあるのだと勉強になりました。

    ただ、個人的な感想としては、この戦略はコカコーラ社独特のスタイルには良く適合するとは思いますが、その他の会社でこの戦略は難しいと思います。

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