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日本という国に「志」高きサムライがいた時代から、指導者のバイブルとして読み継がれてきた、至高の書をわかりやすく現代語新訳。また編訳者により、さらにわかりやすい解説もつけている。本書には、真のリーダーを目指す人、大いなる志を立て、自分の運命を切り開き、世のため人のために尽くさんとする人への、人生の指針が刻み込まれている。著者・佐藤一斎は、江戸末期より明治維新の時期に活躍した志士たちに多大なる思想的影響を与えた人物であり、佐久間象山、中村正直、山田方谷、さらには西郷隆盛など、日本を動かした、名だたる英傑が感化された人物である。特に西郷においては、自身が島流しにあった不遇のときに本書にちりばめられた名言を座右の銘として、その中から101条を抜書きし、つねに諳んじた。自らの心の危機、さらには大きな壁にぶつかっている人には、その一言一言が、深く胸にしみ、明日への指針となることだろう。
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Posted by ブクログ
素晴らしいです!
どの言葉も、しみます。
いつか、全文を読みたいと思います。
再読のたびに、新しい発見、気づく言葉があるのでしょうね。
すごい本でした。
第二四三条 血気には老少有りて、志気には老少無し。老人の学を講ずるには、当に益志気を励して、少壮の人に譲る可からざるべし。少壮の人は春秋富む。仮令今日学ばずとも、猶お来日の償う可き有る容し。老人には則ち真に来日無し。尤も当に今日まなばずして来日有りと謂うこと勿るべし。 ー 127ページ
体力からほとばしる血気には青年と老年との違いはあるが、精神から発する志気には違いはない。だから老人が勉学に取り組むには、ますます志気を励まして、青年や壮年の人に負けてはならない。少壮の人たちの前途は春秋に富んでいる。たとえ今日学ばなくとも、取り返せるだけの歳月がある。だが、老人にはもう取り返すだけの明日はないのだ。今日学ばずして明日があるといってはいけない。 ー 127ページ
Posted by ブクログ
1772年~1859年を生きた佐藤一斎さん。博多の歴女、白駒妃登美さんの講演で「死刑に次ぐ重罪人を流す場所、沖永良部島に送られた西郷隆盛が持っていった本の一つが言志四録」とおっしゃっていたのがきっかけで読んだ本。
人間として大事な教えが、たくさん詰まっていて語り尽くせないです。
志:心の立派な人になろうとする意志
青春とは、心の持ち方
世の中、色々な災難、ネガティブな事がふりかかるけれど、払いのければ人生は晴天のように明るい
降りかかる何事も「楽しい」に変換
心が爽やかであれば何事も処理できる
常に死と隣り合わせだった西郷隆盛さんと重ねるなんておこがましいけれど、遠方の地で正直しんどいっていうのを乗り越えるための絶大な本に出会えたのは何の運命だろうか。
毎日持ち歩こうっと。
Posted by ブクログ
1800年前後の思想家、儒家である佐藤一斎の著書4冊をまとめたもの。西郷隆盛が座右の書にしたり、弟子には吉田松陰の師である佐久間象山を輩出したりと、明治維新の原動力になったと言っても過言ではない書。
中心思想となるのは本の題名からも分かるように「志」。
学問をするにも、自分を修めるにも、国を治めるにも、職を全うするにも、手段手法云々よりもまず「志」があって初めて反省し、練磨できるというもの。
時々本を閉じ、沈思しながら読むに値する。
ちなみに、背表紙に日本刀が描かれているのが個人的にはツボだった。日本男児たるもの、心に常に真剣を持てというメッセージだろうか。
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