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〈メアリの死は自然死ではない〉──タペンスが引越し先で見つけた古本にはそのように記されていた。メアリというのは本の持主だった少年の育児係らしい。当時彼女はスパイ容疑をうけ、まもなく食中毒で死亡した。少年はメアリ殺しの真相を知っていたのか? トミーとタペンス、円熟の活躍。
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Posted by ブクログ
ネットで見る限りは、あまり評判が良くないような感じがするんだけど、わたしはとても好きな一本。わたしが持ってるのはかなり古い旧版なので、もしかしたらこのクリスティー文庫のやつとは訳とかがずいぶん違うのかも? ぞくぞくしながら読んだ。「あなたのお子さんでしたの……?」 は忘れられない……!!
トミーとタペンスはいくつになってもトミーとタペンス。 変わらない二人の会話がとても素敵ですごく好き。 ストーリーは…なんだかいつの間にか終わったって感じ。途中の伏線(だったのかな)も 回収されてないような。クリスティ婆ちゃん、途中で飽きちゃったのかな(笑)? でも解説にあるように、齢八十を越えて...続きを読むこれだけ楽しい二人を描けることは、 やっぱりすごいことだなーと思う。 トミーとタペンスも、その年齢を感じさせない若々しさだし。 こんな風に歳をとりたいものだ。
これでトミー&タペンスものがお終いだと思うと寂しいなぁ。でも噂話が山ほど出てきて、ひとの名前いっぱいでワケわかんなかった。(2008-05-17L)
味わい深い 違いの分かる男(もちろん女も)向きの一冊 トミー&タペンスの冒険譚もいよいよ最後、二人の年齢は共に75歳、初登場時は20代前半(22歳?)だったので、50年の時が流れてるわけです もうすでに味わい深い そして2人のなんと若々しいことよ 気持ちはね そうなのよ!冒険小説なのにとんでも...続きを読むないスローペースで物語が進むのよ! 次から次へと苦難が襲いかかってグイグイ読ませるって感じじゃないのよ でもそれってたぶんわざとな気がするんよな 物語全体で素敵に歳を重ねた二人を表現してるみたいな感じなんよ だって若い時の二人の物語はグイグイだったもの そこに目がいったときに、う〜んさすがわい、分かってるな〜と思うわけ いや、別に勘違いでもいいのよ たとえAが最高級ワインだったとしても堂々とCの札をあげた自分を恥じることはないのよ 自分にとっての最高級が1,000円のワインでも胸を張っていいのよ って話逸れたー いつものことだけど話逸れたー 『運命の裏木戸』ってタイトルも味わい深いのよね 違いの分かる男なのに★3?みたいなツッコミはいらんからな! さて、次はいよいよポアロ行くかー(行かない時の言い方) *言葉足りずで本作の凄いところを伝えきれてないので追記 クリスティーと言えは会話の妙なんです そして長年連れ添った息ピッタリの夫婦ということで、会話であったり、二人の思考であったりは小気味よくポンポン進むのね だけど場面が切り替わらない!w 分かる〜 わいもそこまで年寄りじゃないけど分かる〜 体が思考に追いついてない感じがもうその辺からにじみ出てるのよね 意識してやってるのかは分からないけど凄いな〜って思いました!ということ
初登場時若かったトミー&タペンス。今作運命の裏木戸では二人とも75歳近くになっている。それでも持ち前の好奇心や探偵力は衰えていない。これがアガサ・クリスティ最後の作品だと思うと感慨深い。
初トミー&タペンス。最初に読むのが引退して田舎でのんびり暮らし始める二人っていうのは、ちょっとチョイスミスだったかも? おしどり探偵の2人は愛らしくて楽しかったんだけど、事件も解決もなんだがぼんやり霞がかかったようで、スッキリしない。面白くないわけではないんだけど…… 作品中よく言及されてた『N...続きを読むかMか』が面白そうなので次はこれかな。それとも短編集の方が面白いかな?
クリスティー強化ウィーク中♪今回は、トミー&タペンスものの最終巻となる、こちらの作品。 老年となったトミーとタペンス。余生を田舎でのんびりと過ごすべく、地方の家に引っ越してきます。 その家で発見された古本に、謎のメッセージを見つけたタペンスは、その真相を探る為、例によってトミーを巻き込み動き出しま...続きを読むす・・・。 トミーとタペンスも70歳過ぎになってしまいましたが、二人の軽快なやり取りは「秘密機関」の頃と全然変わっていないですね。しかもタペンスにいたっては、家の物置みたいな所(結局“KK”って何だったんかな)にあった、壊れかけの玩具の木馬に乗って、丘を滑りおりるという、老女とは思えない行動をしています。 そして、タペンスは持ち前のコミュ力で村人たちへアプローチし、トミーは昔の諜報機関のツテを頼って謎を解明していく展開です。 正直、謎自体ぼんやりしていて、真相解明部分も雑な印象が否めない本書。とにかく台詞の応酬が必要以上に長くて、いつもなら楽しい会話部分も本書では冗長と思ってしまいました。 なので、私的評価としては星2.5というところなのですが、飼い犬のハンニバルの活躍に免じてと、“トミタペ”の絶妙なやり取りを読むのもこれで最後という事。そして個人的に本書にてトミタペものコンプリート。という事もあり、ボーナスポイント?の星3つにしました。 まぁお年寄りの長い話を温かい気持ちで聞くスタンスで読むのが良いかもです。
読むのに凄い時間をかけてしまった… トミータペンスシリーズ最終作、クリスティーの最終作とも言われてる、この本。 トミーもタペンスも歳をとって、のんびりに物語は展開していくが、1つ1つの出来事は確実に大きな意味を含んでいることを改めて感じた。
タペンス&トミーのシリーズを知らなかった上に このシリーズの最後から読んでしまった。 おかげで文中に何度も出てくる「NかMか」や 二人の武勇伝に親近感を覚えず置いてきぼりを食らった。 展開も真実に迫っているのか何なのか 結局KKは日本語だったのか何なのか。。 (どこか逃した?) とはいえ、タペ...続きを読むンス&トミーの絶妙なかけあいは おもしろかった。
トミー&タペンス70歳過ぎ設定。 昔の事件をつつきまわしてたら寝た子を起こした。 現代の組織が良く分からなかった。
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